新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

年: 2008年

カーテンには汚れがいっぱい

今年も残すところあとわずかとなりました。年末の大掃除はもうお済みになりましたか?部屋の中でも意外に汚れているのがカーテンです。ホコリ、ダ二、タバコのヤニなどがこびりついてアレルギーの原因になります。スッキリ、サッパリするには水洗いです。しかし、そのカーテンが水洗いに対応になっていなければドライクリー二ングするしかありません。カーテンを購入する際もクリーニングする時の事を考えて、できるなら水洗い可能な物を購入された方が良いと思います。レースのカーテンは、ほとんどの物が水洗いできますが、紫外線によって布地が弱っているので、洗濯機でガラガラまわすと、糸がほどけてボロボロになったり、レーヨン素材はつまったりする物もありますので、クリーニング店に相談してみると良いでしょう。

毎日の生活になくてはならないカーテンです。クリー二ング店では急ぎで受けてくれるはずです。

カーテンがきれいになると部屋も明るくなりますよ!

きれい、サッパリしてよい年を迎えましょう。

(山ノ下通信2008年12月14日掲載)

「撥水」のススメ

主にミクロのシリコン樹脂を繊維の一本一本の表面に付着させるので通気性を損なわず風合いも変わらず衣類の表面を保護する加工です。

コートやスキーウェア類はもちろん、お気に入りのスーツ、ネクタイ、テーブルクロスなどに、また新品の品物に加工しておくと汚れも付きにくくなると共に汚れ落ちも良くなります。ただスプレーしただけでは本来の力の2~3割程度しか効果は得られないので、加工後、ドライヤーの熱を利用するか、アイロンを当てられる品物はアイロンの熱でしっかり固着させる事により本来の力を発揮してきます。その時注意しなければならないのは、加工剤を吸い込むと自分の肺がカード加工され、おもわぬ危険につながる事もありますので換気に十分気を付けて下さい。

注)汚れた品物に加工しても何の効きめもありません。しっかり汚れを落してきれいにしてから加工するのがポイントです。

これが洋服などを長持ちさせるコツなのです。

(山ノ下通信2008年11月9日掲載)

臭いも汚れのうち

普通に洗濯していても、臭いのついた肌着や靴下など、なかなか、消す事ができません。臭いが残っているという事は、目に見えなくても汚れが完全に落ちていないという事でしょう。今回は、臭いをなくす方法をお話します。

ます、しっかり水洗いをします。洗濯物を詰めすぎたり、水が少なく注ぎが十分でなかったりすると臭いの元になります。また、脱水後時間がたつと菌が繁殖するので早目に間隔をあけて干しましょう。部屋干しも臭いの原因になります。

臭い取り方法・・・用意するのは、水と、ミョウバン(スーパー等に売っている焼ミョウバン)

ペットポトルに水を入れ、その中にミョウバンを加えて混ぜます。ミョウバンの量は、1リットルあたり大さじ1杯程度。これでミョウバン水の出来上がり。あとはスプレー式の容器に入れ、気になる部分にスプレーしてお使い下さい。また、たらいにミョウバンを溶かし、つけ込む方法もあります。

どんな効果のある洗剤やスプレーを使用しても、洗濯槽が汚れていてはきれいになりません。

洗濯槽も清潔に保つ事が大切です。それでも臭いが気になる場合は、プロに御相談下さい。大抵のクリーニング店は対処してくれるはずです。

(山ノ下通信2008年10月12日掲載)

ぬいぐるみだって洗ってほしい!

思い出のたくさん詰まったぬいぐるみ、いつまでも大切にしたい!! ぬいぐるみも家族の一員です。ホコリで汚れたり、手あかや、ヤニだらけになっていませんか?たまにはぬいぐるみもお風呂に入れてサッパリきれいにすると喜びますよ!!ぬいぐるみは、ダ二や雑菌が付きやすく、小さなお子様も安心して遊んでいただける為に定期的にきれいに洗う事をおすすめします。

洗う前の注意として、色が出る物、革が付いている物、中に精密機械が入っている物は洗えません。

洗い方

附属品は、はずせる物はすべて取りはずします。洗濯おけにぬるま湯を入れ、中性洗剤をとかしぬいぐるみを入れやさしく押し洗いをします。手で軽くしぼりきれいな水で注ぎ、お好みにより柔軟剤を入れるとふわっとします。

しぼり方

パスタオルに包み5~10秒脱水します。(しぼりの悪い場合は型を整え数回くり返す)

干し方

毛並みを整え陰干しします。ぬいぐるみは洗濯表示が付いていない物があります。心配な場合はプロに御相談下さい。プロなら大抵のものは洗えます。

※同じくクッションや座布団も承ります。

(山ノ下通信2008年9月14日掲載)

ゆかた洗い~自宅でもできる浴衣の洗濯方法~

夏の風物詩の衣類といえば浴衣。基本的に浴衣は、ご家庭でも洗えます。でも浴衣を洗うと怖いのが色移り!現実、家庭で失敗してクリーニング自に持ち込む衣類に、浴衣はとても多いです。今回は非常に色移りしやすい、浴衣の洗濯方法をご紹介します。
まず色落ちチェック!白いタオルに水をつけて、色部分をトントンと軽くたたきます。それで色が出る場合は、色移りがする可能性が高いのでクリーニング店に御相談下さい。
洗剤は中性洗剤を使い、たっぷりの水量で一着づつ洗うのがポイントです。弱回転で2~3分洗えば充分。その後たっぷりの水で注いでお好みで”のり”をつけます。
注意しなければならないのは、最後の脱水工程です。色移りは脱水で起こる場合が多く、遠心力で色が動きやすくなるからです。高速回転に入って、5~10秒して、型をととのえてすぐ干します。
洗濯後のアイロン掛けが出来ない場合はクリー二ング店にお任せ下さい。
浴衣は汗をたくさん吸っているので、そのまま保管すると大変な事になります。来シーズンも気持ち良く着る為にも必ずお手入れしましょう!!

(山ノ下通信2010年10月10日掲載)

汗は黄変の元!!

暑い季節になると汗をたくさんかきますが、衣類にとって悪影響を与えるのがこの汗。家庭で洗っているシャツやTシャツなどは、汗をかいたらこまめに洗うのが一番です。まめに洗っていても、工リ等がだんだん黄ばんでくるのは、皮脂汚れが落ちきれすに酸化してくるのが原因です。

そこで皮脂汚れ等の油成分を落とす方法として前処理剤を使うのが有効です。エリ、袖口にぬって洗濯すると落ちやすくなります。

しかしすでに黄ばんでしまったものは漂白するしかありません。桶などに40度~50度くらいのお湯を入れ、液体の酸素系漂白剤と洗剤を入れます。そこに衣類を30分くらいつけてから、そのまま洗います。黄ばみが取れない場合は、液体の酸素系漂白剤を黄ばみ部分に直接塗り、しばらく放置後、つけ置きすると効果的です。今回の方法は、基本的に綿やポリエステル素材の白い肌着やTシャツ(色物は色が流れ出す場合がありますので注意)の洗濯方法です。それ以外の素材や染色、また、大切な衣類の場合は、プロのクリーニング店にお任せ下さい。

あまり知られていませんが、この時期が最も衣類が賞変しやすい季節です。クリーニングし忘れている冬物衣料はございませんか?

今一度お確かめ下さいませ。早自のお手入れをおすすめ致します。

(山ノ下通信2008年7月13日掲載)

健康は清潔な寝具から

暖かくなり天気の良い日には、布団をベランダで干している様子があちこちで見られます。日光にあてると気持ちいいですよね!!

しかし布団の中にすむダニは、干しただけでは中の方に入り込み、完全に除去するのは無理です。ダニの死がいや、フン、ほこりなどは、アレルギーの原因となり、たたいただけでは取り除くことは困難です。その上、寝ている間には、一晩でコップ一杯分の汗をかくと言われています。梅雨のジメジメした時期は、カビや虫が活発になりますので梅雨入り前の今の時期に健康の為にも丸洗いをお勧めいたします。

前回の補足で、家庭でセーターを洗っている方に裏技を紹介します。毛玉取りって大変ですよね。手でつまんで一つ一つ取っていますか?台所用スポンジの二層になっている物がありますよね、その堅い方を使い毛玉部分をかるくこすってみて下さい。みるみるきれいに取れますよ。お試し下さい。

注)カシミヤ、アンゴラなどデリケートなものは注意して下さい。

(山ノ下通信2008年6月8日掲載)

汚れの重さ感じてみませんか?

家庭で、ドライマークの洗える洗剤が普及していますが、「家庭でドライクリーニングができる?」と誤解されている方が多くいらっしゃるようですが、それは、ドライマーク衣料用の洗剤を使った水洗いなのです。家庭では、本物のドライクリーニングはできません。

ドライクリーニングというのは、一切水を使わず石油からできているドライ溶剤という液体を使い、専用の洗濯機でしか洗えないクリー二ングの事を言います。ですから本物のドライクリーニングは、プロのクリーニング店でしか洗えない洗い方です。

ドライクリーニングの特徴は、風合いを損なわず型くずれもなく洗いあげる、衣類にはやさしい洗い方です。その点水洗いは、色が出たり、型崩れやシワになり、比較的ドライに比べてダメージの多い洗いです。しかし汚れを落とす点では水洗いの方が分があります。

今までは、ドライクリー二ングでしか洗えなかった品物もプロの店なら殆んどの品物が水洗いできるようになりました。家庭で水洗いしにくいスーツなども、「本物の水洗い」を御依頼されますと、サッパリ軽く感じられます。

「その差が、汚れの重さなのです。」

家庭でアイロン掛け(プレス)の難しい衣類を洗っている方もいらっしゃるかもしれませんね。面倒だという方は、プレスのみの御依頼をクリーニング店にしてみてもよろしいですよ。

(山ノ下通信2008年5月11日掲載)