新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

年: 2009年

年末にしておきたいこと

今年も残すところあとわずかとなりました。年末の大掃除はもうお済みですか?

年末だからこそお掃除していただきたいのが洗濯機。石ケンの残り力ス、洗濯物の汚れ、水ア力、力ビ・・・いろいろなものが付着しています。

放置しておくと洗濯物が汚れたり、アレルギーや衣類のニオイの原因になることも・・・市販の洗濯槽クリーナーか、キッチンで使う塩素系漂白剤で洗浄すると良いですよ。

塩素系漂白剤の場合は、40~50度のお湯にキャップ2杯入れて、1時間程放置し、衣類を入れずに普通コースで洗濯機を回してOKです。

他にも大掃除の機会に普段洗わない、カーテン、座布団、クッションなどもクリーニングするときれいになって気持ち良く新年を迎えられますね。

(山ノ下通信2009年12月13日掲載)

月刊キャレル12月号・年末暮らしのアイデア帳に掲載されました。


洗剤のかしこい使い分け

洗剤は汚れ落ちだけを考えれば洗浄力が強いほどいいのですが、同時に衣類への負担は大きくなります。そこで汚れの度合い、衣類の傷みやすさ、色柄など目的によって洗剤を選ぶことが大切です。

粉末洗剤(弱アルカリ性)

汚れが目立ちやすい白物、ワイシャツなどの洗濯に最適、さらに洗浄力をあげるには、高い温度で洗います。

液体洗剤(中性)

衣類を傷めにくいので色柄ものや、おしゃれ着におすすめ。スピードコースで洗いたい時にもOK!! 目立つ汚れを固形石ケンで下洗いすれば汚れも落ちすすぎ残しの心配もありません。

クエン酸(エコ仕上げ剤)

クエン酸は、洗剤のアルカリを中和して、すすぎをよくし、繊維を整えるリンス効果があります。柔軟剤使いたくないという方などにおすすめ。繊維に柔らかさが出ます。

(山ノ下通信2009年11月8日掲載)

夏物ケアアドバイス

夏に着用した衣類には汗を大量に含んでいます。肌に直接ふれる部分は皮脂の汚れもたまりやすい為、黄バミの原因になりますので一度でも着用したら一刻も早くケアをして下さい。

黄バミは「お湯+液体酸素系漂白剤」を使用します。約45℃~50℃のお湯に液体洗剤と液体酸素系漂白剤をそれぞれ適量入れ、よく溶かしてから衣類を20分程つけ込みます。

水温が常温になったら、あとは普通にお洗濯を・・・。

※色柄ものなどは色落ちチェックをして、大丈夫なら少しずつ様子をみながら行って下さい。

黄バミとまちがいやすいのが「変色です」濃い色の品物の工リ、脇の変色は染色補正でしか治らないので専門のお店に御相談下さい。

(山ノ下通信2009年10月11日掲載)

夏小物のお手入れ

夏場の日差しから私達を守ってくれる帽子には、汗や皮脂がたくさんついています。夏物の婦人帽、野球帽など、家庭で洗える帽子は、中性洗剤で手洗いします。つねに汚れがつきやすい内側部分は固形洗濯石ケンをこすりつけブラシで部分洗いを・・・ファンデーションがついている場合は、台所用洗剤とクレンジングオイルをまぜてクリーム状になったものを汚れ部分につけて、部分洗いをしてから洗います。軽く脱水した後に陰干しします。型くずれが気になる場合は、ザルなどにかぶせて型を整え、そのまま自然乾燥を。ザルのかわりにタオルを帽子の中に詰めてもOKです。

麦わら帽子は型くずれの心配があるので洗わないほうがよいでしょう。ブラシでほこりを払い、かたくしぼったタオルで表面と裏側をふき、風通しの良い場所で陰干しをします。

夏のアイテム・・・日傘やバッグ、今年大人気のストールなどもクリー二ングを受け付けております。

(山ノ下通信2009年9月13日掲載)

「財界にいがた8月号」に、”新潟のしみ抜きの達人”と紹介されました。

夏は・・・スッキリ水洗い

夏物衣類は、汗を大量に含んでいます。ウール製品の場合、洗濯表示は「ドライ」になっていますが、ドライクリーニングでは水溶性の汗の汚れは落としきれないので、汚れが蓄積して「黄バミ」や「変色」が発生してしまいます。

そこでおすすめなのが、ウェットクリーニング(水洗い)です。汚れを落とすだけでなく、汗くさい臭いや、タバコの臭いなどのイヤな臭いも除去できます。さらに着ごこちまでよくしてくれます。

しかしウールを水洗いするのはシルエットのくずれなどのリスクがあり仕上げの技術が必要です。ウェットクリーニングのうまい店は上手なクリー二ング店といえるでしょう。

適切な処理をする事により大切は衣類を長持ちさせ、エコにもつながります。

(山ノ下通信2009年8月9日掲載)

隠れた優れもの固形洗濯石けん

家庭のお洗濯で落ちにくい汚れといえば工リ汚れ、靴下の黒ずみがあげられます。なぜならば不溶性の汚れで洗剤などに溶けない性質なので直接繊維からはぎとるしかないからです。

そんな汚れにおすすめなのが固形洗濯石けんです。襟首や袖口の“こすれ汚れ”や、靴下、ユニフォームなどのドロ汚れ、また子供のシューズなどにも効果を発揮してくれます。使用方法は昔ながらの方法ですが、すり込んでもみ洗いの繰り返しです。汚れの部分にすり込むことで石けんの粘りけが汚れによくからみ繊維の奥に入っている汚れをもみ出して取ってくれます。

指輪が抜けなくなった時、石けんをつけてすべらせて取る方法がありますがそれと同じ要領です。

汚れやシミにもいろいろなタイプがありますが、そのシミにあった適切な処理方法を知っていれば、ムダなくキレイにお洗濯が楽しくなりますね!

(山ノ下通信2009年7月12日掲載)

いつもふかふか「ダウンジャケット」

ダウンとは、水鳥の胸毛や、羽毛の事で、保温性や撥水性に優れた素材です。ダウンジャケットは、生地の中に羽毛を入れ、空気の層を作る事により暖かさを保つ仕組みになっています。その為、お手入れについても通常の服とは異なり注意が必要ですが、正しく取り扱えば長い間お使いになれます。

ふだんのお手入れ

・ぬれた場合はタオルで拭き自然乾燥させ、その後手で軽くたたき羽毛をほぐします。

・風通しの良い所で十分乾燥させ、ハンガーに掛けて保管します(たたんだり、袋に詰めたりするとふくらみが低下する恐れがあります)

・ふくらみが少ないように感じた場合は周辺の部位を軽くたたいて空気を含ませて下さい。それでも戻らない場合は汚れている可能性があるのでクリーニングして下さい。

衣替え時はクリーニングを・・・

家庭で洗濯しますと羽毛がかたまって団子になってしまったり、羽毛の本来持っている重要な油分も取り去り、保温効果が低下する場合があります。

いいものを長く大切に使ってもらうために専門のクリーニングをお勧めしています。

(山ノ下通信2009年3月8日掲載)

皮革製品がよみがえる「リメイク術」

この時期かかせないお気に入りのブーツ、バッグ、ベルト、コートなどの皮革製品、ちょっとしたお手入れ次第で長持ちします。普段は柔らかい布でカラ拭きしたり、ブラッシングしたりしてホコリを払う程度で十分です。ブーツは厚手の紙で、筒状になるようにして中に入れておくと型くずれの心配がなくなります。(専用のものがあれば尚いいです)つま先の方には紙をまるめておくと湿気も取ってくれます。バッグも同じように紙を入れて通気性の良い袋等に入れて保存します。箱にしまったままの状態ですと、カビを生じやすいので注意してください。万が一カビが生じてしまった場合は無理に落とそうとせずクリーニング店にお持ち下さい。

軽い汚れなどはブラッシングやクリーナーで落とすようにします。それでも気になる場合や、キズ、色あせなどの場合リメイクという方法があります。(色をかけ修正する方法)古い物でも思い出多い大切なお品物。リメイクして蘇らせたらまた使えますね!!

皮革製品のほとんどのものがクリーニング可能ですので、お悩み事、何でも御相談下さい!!

(山ノ下通信2009年1月11日掲載)