月別: 2013年4月
LAVENHAM(ラベンハム) キルティングジャケット のクリーニングと色ハゲ部分の染色補正。
LAVENHAM(ラベンハム) キルティングジャケット の前立てフチ部分の色が抜けて白くなっているので修正して欲しいとご依頼頂きました。
何かに擦れて色が抜けてしまったようです。
まずは全体にクリーニングをしてから、色ハゲ部分に染色補正をして修正しました。
以外と色が入らずに苦労しましたが、何とか修正できてよかったです。
LAVENHAM(ラベンハム) キルティングジャケット でお困りの事がございましたら、稲村ドライへご相談ください。
DUVETICA (デュベティカ) ダウンコートの袖に付いた油のシミ抜き。
モンクレールと並び、人気ブランドのDUVETICA (デュベティカ) のダウンコートの袖口に油のシミが付いた品物の染み抜き事例。
何のシミかは分かりませんでしたが、おそらくは食べ物か何かのシミではないでしょうか?
ダウン製品に付くシミは画像のシミのような『濡れて濃くなった感じ』のシミとなる事が多いです。
この様なシミは「油性のシミ」ですから、家庭洗濯で落とす事は難しいと思います。
(方法として)シミの部分を油性の前処理剤で処理してから洗えばダウンに付いた殆どのシミは落す事が出来ます。
この様に文章で洗い方を表現をすれば「簡単」に出来てしまいそうに思えますが、実際にやってみるとそんなに簡単ではないという事が分かると思います。
「ダウンが膨らまない」「シミの部分が輪どってしまった」「キワつきができてしまった」「撥水加工は?」等々・・・
以上のトラブルに遭わないように「 手間 」を掛けて洗濯をすれば上手に洗えるかも知れませんが、「 自信 」と「 時間 」が無い方はプロに依頼した方が断然お得だと思います。
ダウン製品のクリーニングは稲村ドライへご用命ください。
「春の一番人気」
洋服をしまう時に防虫剤を入れたはずなのに『虫くい』の被害にあった事はありませんか?
市販の防虫剤は「防虫ガス」をクローゼット内に充満させて防虫効果を得ているのですが、扉の開閉によりガスが逃げてしまうので防虫ガスの濃度が下がり、効果が薄くなるのが原因です。
そこで!!そんな欠点を補って発明されたのが『クリーニング店の防虫加工』です。
衣類に直接加工するので効果が高く、次のクリーニングまで持続し、しかも無臭・無害なので安心してご使用になれます。
近年この時期は、高級獣毛品(カシミア・アンゴラ)の製品には『防虫加工』が一番人気の加工となっています。
「虫くい被害」でお困りでしたら、一度お試しください。
山ノ下通信2013年4月14日掲載
モスグリーン綿コートの色ハゲ修正事例。
モスグリーンの綿コートの背中部分と裾の部分に「色ハゲ」(変色)が見られました。
お客様から「色が剥げて変色しているので、色掛けをして修正してください」とご依頼頂きました。
ホームページからの「お問い合わせ」でも1番ご相談の多いのが「色ハゲ」トラブルのご相談なのですが、
ご依頼される側からしたらホームページの「染み抜き事例」に載っている事例を見て、
「凄い!綺麗になる」「元通り直るんだ!?」と思われご相談頂くことと思います。
正直、「染み抜き事例」でご紹介しているものは一部の事例でして、
中には「実際に近くで確認すれば違和感が確認できる仕上がりの品物」も有れば、
「色掛け修正の難しい品物」や「修正が出来ずにお断りしている品物」も御座います。
今回もご依頼時のご相談で「これでは少し目立って着れないので、目立たなくなる位に修正できれば良い」というお言葉を頂いてのお引き受けとなりました。
結果は、お客様にも喜んで頂けたので結構上手く修正できた方だと思います。
「色ハゲ」「変色」でお困りでしたら稲村ドライへご相談ください。
ジーンズ、訳あり品の染み抜きとクリーニング。(菊池さんからのご紹介)
こちらのお品物は『居酒屋』の店員さんからのご依頼品で、何でも「お客様のジーンズに食べ物をこぼしてしまったので綺麗にしてください」という事でお預かりいたしました。
実はこちらのお品物は一度、他店のクリーニング店へ依頼しようとご相談されたそうです。
居酒屋の店員さんからしたら「お客様のお品物を汚してしまったので、出来る限りの事をしてお返ししなければ!」と、
ジーンズの取扱いに長けた方に依頼しようとネットで検索されて、ある1軒のクリーニング店にたどり着いたそうです。
そのクリーニング店とは、インターネット検索で「ジーンズ、染み抜き、クリーニング」等で検索をかけた場合に常に上位にヒットするほど『ジーンズ取扱いのプロ』として有名な、山形県の『菊池クリーニング』様です。
実は『菊池クリーニング』様の菊池さんとはFB友達で、実際に勉強会などで何度かお会いしたことのある方です。
お客様からお聞きした内容ですと・・・「わざわざ県外まで送料を掛けて依頼しなくても、近くに処理できる店があるから」という事で当店をご紹介頂いたということでした。
菊池さんの考えは
「お客様のお品物という特殊な事例なので、実際に検品できる所で詳しく処理方法などを相談した方が良い」という事と、
「実物を見ないで電話だけでの対応では限界があり、わざわざ送って送料などの負担を掛けるより、地元で処理できそうな店を知っていた」という判断だと思いました。
商売ですから当店へ誘導しなくてもそのまま受けてしまわれても良かったはずですが、「お客様第一」という判断は見習いたいと思います。
さて、染み抜き結果ですが、ご心配されていたお品物の状態も変化すること無く綺麗に出来たと思います。
後日、「無事にお客様へお届けしてきました。」と、居酒屋の店員さんからご報告を頂きました事も本当に嬉しく思いました。