月別: 2013年11月
保管中に「カビ」が発生した本革ロングブーツのクリーニング。
シーズンになったので履こうと思い取り出したら、保管中に「カビ」が出てしまった本革ロングブーツのクリーニング事例。
ブーツ(靴)は、余程汚れてしまわない限り、お手入れせずにそのまま保管してしまっているのではないでしょうか?
専用のクリーナーで汚れを落とし、クリームを塗ってから保管を・・・・などとマメにメンテナンスをしている方も中にはいらっしゃるでしょうが、
革製品は条件(湿度・温度・栄養)が揃えば「カビ」が発生してしまう事があります。
症状の軽いモノでしたら専用クリーナーで落とすか、もっと手軽にするなら固く絞ったタオルでふき取れば落とせる場合もあります。
しかし、何かとムレ易いブーツ、特にロングブーツにカビが発生した場合などはこの際「丸洗い」をしてサッパリさせる事をおすすめ致します。
ちょっとニオイが気になり出したブーツや、汚れ・カビが付いたブーツなどがございましたら、
稲村ドライへご相談ください。
綿ジャケットの袖に付いたコーヒーの染み抜き
綿のジャケットの袖にコーヒーの染みが付いた品物の染み抜き事例です。
染みが付いてから時間が経っていたらしく、簡単には落ちてはくれませんでしたが、
白っぽい素材の品物でしたので、ダメージも出ずに綺麗に染み抜きできたと思います。
最近では「着る時にシミがあったのでクリーニングに出す」という方が多くなってきているようですが、
時間が経過してしまうと「簡単に落とせる染み」も「落ちにくいシミ」に変化してしまい、
結果、品物に掛かる負担も多くなりますし、染み抜き代金も割高となってしまう事にもなりますので、
着用したなら、お仕舞になる前にクリーニング店にご依頼くださるようにして頂きたいと思います。