新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

お知らせ

『タック』へのこだわり。

2012年3月17日

クリーニング店に品物を預けると、”細長い紙の札”を付けて仕分けているのをご存じでしょうか?

これはお客様からお預かりした御品物が誰の物か区別するために付けるものなのですが、近頃はコンピューターなどで管理するようになり「連番の数字」が印刷されたものを使用する所も多くなりました。

最初から印刷された”連番タック”を使用するので、御品物に取り付ける作業も大幅に時間短縮が出来るので、たいへん効率良く作業ができます。

しかし、当店は昔ながらの”手書きタック”にこだわりました。

御品物1点、1点に、それこそ付属品が有る物でしたら1点の御品物の対し、5~6枚のタックを付ける事もしばしば・・・・

その様な場合でも1枚1枚、”手書き”にこだわり書き込んでいます。

手書きなので当然効率が悪く、作業時間も掛かってしまいますが、”手書きタック”ならではの良さがあるから手間を惜しみません。

それは・・・”連番数字のタック”では、お客様のお顔が見えてこないからです!

当店でお預かりした御品物、それぞれすべてに『お客様のお名前が書かれたタック』が付いておりますので、御品物を取り扱う場合に、どなたの御品物か分かるシステムとなっております。

数百~数千点お預かりする中の【○○○番のお品物】としてでは無く、【○○様のお品物】としてお取扱いをしたいと思いました。

お預かり時でのお話しから伝わる御品物に込める思いも一緒にお預かりし、希望通りに綺麗になった御品物をお受け取りになられた時の嬉しそうなお顔を思い浮かべながら作業をさせて頂いております。

この事は、お預かりから~クリーニング処理作業、お渡しに至るまでをほぼ一人の担当者が責任をもってお取扱いさせて頂いている当店だからこそ出来るサービスです。

 

だから 「お客様の顔を思い浮かべ、その一着毎に合わせたクリーニング」でお取扱いさせて頂いておりますと言えるのです。