新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

染み抜き事例 | 稲村ドライ - Part 10 | ページ 10

「サマーセーター」脇の色ハゲ、染色補正で修正。

修正 前

修正 後

サマーセーターの脇部分の色が落ちて変色してしまったお品物の事例です。

セーターでも「サマー」と付くのですから『夏』に着用されるアイテムだと思います。

なので当然連想されて付く物として『 汗 』が考えられます。

特に「綿」や「麻」等の天然素材の色の濃い品物の場合は、汗と紫外線で【色落ち】や【変色】を起こしている事が多く見られます。

あまり汗をかいていないので・・・とか、少しの時間しか着ていないから・・・と、

着用した後、お手入れせずに保管してしまう事が一番【色落ち】や【変色】を引き起こす原因となります。

今回お預かりしたお品物も、「麻」素材の「茶色」のサマーセーター、一番【色落ち】や【変色】をし易そうな品物です。

脇の部分は緑色に変色していました。

地色が「茶」なので「茶色の染料」で修正をして行きたい所ですが、上手く行かない事の方が多く有ります。

ではどう修正するか・・・?ですが、元の地色から抜け落ちた「色」を見つけ、補色をして修正をして行きます。

何だか分からないと思いますが、お客様はそんな事を知る必要はありません。

その為に我々クリーニング師がいる訳で、その様な事例に対応する為にも染色の事を勉強しているのです。

大切なお品物の【色落ち】や【変色】でお困りでしたら、稲村ドライへご相談ください。

おどり着物の「紋」落とし。

染み抜き 前

染み抜き 後

こちらは、おどり着物の「紋」の染み抜きという少し珍しい事例です。

ご自身でおどり着物に「紋」をマジックで書かれたそうですが、

滲んでしまい上手く書けなかったので落として欲しいと依頼されました。

「マジック」で書かれたという事なので、普通にマジックの染み抜き工程を致しました。

着物の素材は「ポリエステル」でしたから、さほど難易度の高い染み抜きではありませんが、

インクの染み抜きではいつもの事ですが、見た目以上の大量のインクが出てきますので、

品物の下に敷いたペーパーに移し取る作業を何回も繰り返す手間の掛かる作業となります。

多少薄く残った様な気もしますが、良く見なければ分からないレベルには落とせたので良かったです。

綿シャツの襟が赤く変色!?色剥げ修正。

染色補正 前

染色補正 後

黒色の綿シャツの襟が、汗と紫外線により退色して色が変わってしまった事例です。

今回のように「襟の部分」の場合は、お客様も『色ハゲ』が原因だと判断が出来ると思いますが、

それ以外の普通では『色ハゲ』を起こす事のないような場所の場合は『シミ』と勘違いされる事もあるようです。

大体は『色ハゲ』を起こしたといえば、その部分は『白くなるもの』と思われてしまうので、「染み抜きをお願いします」とお持ち頂くことも度々あります。

今回お預かりした黒や紺のような濃い色の場合ですと「青系の色が退色」して赤く変化してしまうようです。

その訳は【色の三元色】によるものなのですが、今回は説明を省かせて頂きます。

そして修正をするにあたり、その【色の三元色】の原理を上手く使い「退色」した色を「補色」して元の色の状態に修正していきます。

文章にすると簡単なように思われてしまうかもしれませんが、これがなかなか上手く色を合わせる事が難しく、コレ!と言った習得方法もあまり無いので、結局は日々の修練とセンスにより習得して行くしかありません。

現在のクリーニング店では・・・『染み抜きをしている所』は結構見つかると思いますが、『染色補正までやれる所』はまだまだ少ない方だと思います。

貴方のタンスの中に「落ちないシミ」の付いた洋服は眠っていませんか!?

もしかして!そのシミ・・・「落ちないシミ」ではなく、「変色しているシミ」だったら・・・・

当店の『染色補正』でまた着用できるようになるかも知れません。

ご相談をお待ちしています。

アルマーニ(Armani) シルクネクタイに付いたインクの染み。

染み抜き 前

染み抜き 後

アルマーニ(Armani)シルクネクタイの先に少しばかりインクの染みが付いていました。

お客様からはお預かり時に特に何も言われなかったのですが、クリーニング前の検品時に見つけたので染み抜きをしました。

ほんの少しばかりの染みだから“ササッ”と処理したかったのですが、凄く柔らかなシルク素材のネクタイでしたので、生地を傷めないように処理するのが難しかったです。

それに表面には少しばかりしか付いていない様に見えていますが、インクの染みは見た目以上に濃度が濃く、染み部分を処理すると思った以上に染みが広がる事があります。

結果は、生地も傷めることなく綺麗に染み抜きできたと思います。

シルクネクタイに付いた染みでお困りでしたら、稲村ドライにご相談ください。

ジーンズ、油シミの染み抜き事例。

染み抜き 前

染み抜き 後

家庭洗濯で落としづらい「シミ」の一つ、『油シミ』。

その『油シミ』がジーンズに付いてしまったので、落として欲しいとご依頼いただきました。

一応、ご家庭で洗濯はされた様ですが、家庭洗濯は「水洗い」ですので、『水溶性の汚れ』は落とす事が出来ても、“水には溶解しづらい”『油シミ』を落とす事は難しかったようです。

その難しい『油シミ』を落とす為には、『油』を水に溶解しやすくする為に色々な「染み抜き剤」や「前処理剤」を使い、『油シミ』の部分を処理してから洗濯をする事となる訳ですが、なかなか家庭では難しい作業だと思います。

今回ご依頼のジーンズは色の薄い品物でしたが、色落ちがあまり無い状態の色の濃い品物ですと、『油シミ』の部分を下手に染み抜き剤などで処理した場合、白くスレ等を起こしてしまう事も有りますので注意が必要です。

家庭洗濯では特にその様な事故が起こる可能性が高いので、いくら「家庭で洗濯の出来る」ジーンズであっても、

「家庭で落とせないシミ」が付いた場合には、プロに依頼するという事もお考え頂けたらと思います。

家庭洗濯で落とせない汚れ・シミでお困りでしたら、稲村ドライへご相談ください。

ワンピース、色泣き・移染の染み抜き修正。

染み抜き 前

染み抜き 後

上が「紺」、下が「白」のツートンカラー・ワンピース。

紺の部分の色が落ちて、下の白い部分に移染してしまったので、落として欲しいとご依頼いただきました。

何故!?移染してしまったのかは不明ですが、確かに『色落ち』する衣料は有ります。

特に最近多いのは、化学繊維なのに『色落ち』する素材が有るので、取扱いも難しいと思うことが増えてきました。

モノによっては「着用しているだけで他のものに移染してしまう」商品も有るようです。

実際に「色落ちを止めてください」という品物の依頼も先日にうけ賜ったばかりですから・・・

大体、この様な品物の取扱い表示には【色落ちする場合がございますので、他のものと一緒に洗わないでください】などと注意書きがありますが、

注意を呼び掛けるる位なら、色落ちしない品物を作って欲しいと思います。

マックスマーラ(MaxMara)他店で落ちなかったスカートの染み。

染み抜き 前

染み抜き 後

今回このマックスマーラ(MaxMara)のスカートを受け賜った時は、他店さまの包装に掛かったままの状態でお持ちになられ、『落ちません!』の札が付いたままの状態でした。

前脇の部分に「こぶし大程の黄色いシミ」が付いており、最初見た時は【他店で染み抜きを行い、何かの薬品により黄色く変色したもの】だという印象を受けたので、「もしかしたら落ちないかも」という事をお伝えしてお預かり致しました。

この様な地色が黄色く変色したモノは、シミの部分を色々といじくり回し、強い薬品を使用した時に発生する症状に度々みられる状態なので、前の店で何の薬品を使用したのか不明な為に不用意に染み抜き剤を使えない場合があるので、取扱いの難しい品物です。

ですが・・・イザ染み抜き作業に掛かったら思いの外、シミが落ちるものですから『自分の染み抜き技術が向上した!』などと錯覚をしてしまう所でしたが、何の事は無い【基本的な初歩の染み抜き】で綺麗に落とす事が出来ました。

それなのに、『落ちません!』の札を付けてお返しするとは、恐るべし!!

この様な事は度々あるのですが、「落とせない」だけなら罪は有りませんが、『落ちません!』とプロが言ったらお客様は信じてしまうので、罪は大きいと思います。

そんな札を信じたばかりに「本当は落ちるシミ」なのに諦めてしまい、着れなくなくなってしまうのは勿体ない!

世の中のそんな品物を少しでも無くせるお手伝いが出来たらと、これからも精進して参ります。

他店で『落ちません!』の札が付いてきて、諦めきれないお品物は有りませんか? 一度、ご相談ください。

セーターの袖口に付いた、コーヒーの染み。

染み抜き 前

染み抜き 後

アンゴラ混のセーターの袖口にコーヒーの染みが付いていました。

だいぶ時間が経っていた様で、「基本染み抜き処理」では変化は有りませんでした。

デリケートな生地の為、生地の状態を確認しながら「漂白処理」を行い、無事にシミを抜くことが出来て良かったです。

何にでも言える事なのですが、コーヒーや紅茶などは染みが付いたばかりならば容易に落とす事が可能ですが、

時間が経ってしまったモノは落としづらい染みとなってしまうので、染みを付けてしまったら早めにお手入れをしてください。

ウールズボンに付いた、接着剤のシミ。

染み抜き 前

染み抜き 後

「接着剤」のシミは落とし難いシミの中の1つです。

『接着剤』と一口に言っても、「のり」や「ボンド」、「瞬間接着剤」など色々な種類がありますが、

今回の事例は「瞬間接着剤」のシミでした。

専用の【染み抜き剤】も大量に使用しますし、時間と手間も掛かってしまう難易度の高いシミです。

その為、染み抜き料金もそれなりに掛かってしまうので、シミを付けない様にご注意を!

エルメス(Hermes) フールトゥの染み抜きクリーニング。

クリーニング 前

クリーニング 後

エルメス(Hermes) フールトゥの染み抜き、クリーニングの事例です。

最近は、バッグ(革も含む)・靴(ブーツ)などの今まではクリーニングには滅多に出てこなかった、いわゆる『特殊品』と云われる品物の依頼・問い合わせが多くなってきました。

お気に入りで購入した品物、それも高額な商品であっても使用すれば少なからず汚れてきてしまいます。

それが・・・持ち歩くのに抵抗が有る程の汚れ(シミ)が付いた場合はどうしていたでしょうか?

「諦めて、使わない」・・・もしくは、「捨ててしまう」!?

それでは『もったいない!』とお考えの方は、現在に限らず以前から沢山いらっしゃったはずです。

しかし、「クリーニングで綺麗に出来る」なんて事も知らなかったし、

そもそも、「どこに依頼すればいいのか分からない」というのが現状でした。

現在はインターネットの普及で、何でも検索すれば知りたい事が出てきます。

バッグやブーツをクリーニングしてくれるお店だって検索すれば見つかるはずです。

大変便利な世の中になって来たものだと思うと同時に、『物を大切にする』という気持ちを持つ方が以前にも増して多くなってきたから、問い合わせ・クリーニング依頼が増えた要因の様な気がします。

お気に入りのバッグ(カバン)のトラブルでお困りではありませんか?

稲村ドライにご相談ください。