新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

染み抜き事例 | 稲村ドライ - Part 18 | ページ 18

ルイ・ヴィトン財布のクリーニング、リカラー加工

染み抜き 前

染み抜き 後

リカラー加工 前

リカラー加工 後

表のキャンパス地の部分はどうしても日常の使用により汚れてしまいます。

衣類と違い財布という特殊な品物ですので、お手入れも特殊な方法で処理します。

ですが、リスクもありますのでお客様とよく相談の上、慎重に作業しました。

内側の部分に少しキズが付いていましたので、リカラー加工で修正しました。

レザーコート、リカラー加工

染み抜き 前

染み抜き 後

お客様に「だいぶダメージがあるけど、良くなるならもう少し着たいから」と依頼された品物です。

まずウエットクリーニングで汚れを落としましたが、基本的に皮革製品は布の様なしみ抜きが出来ないため、 リカラー加工(革の染色補正)をしました。全体染めをすると”使い込んだ良い味”がなくなる為、あえて完全には補正せず部分染めにし、変色部分やキズを目立たなくしました。

ウールジャケット、大量に付いた血液

染み抜き 前

染み抜き 後

このジャケットの他、対のズボン・綿の厚手コートも血液が大量に付いていたので、一緒に前処理後ウエットクリーニング処理。
シミの他、汗の汚れも一緒に落ち、綺麗サッパリ洗い上がりましたが、生地のハリや光沢は失わず仕上がりました。

綿コーディロイ・ブルゾンの全体的な変退色

染色補正 前

染色補正 前

こちらも保管状況が悪かった(おそらくクローゼットには仕舞わず、部屋に掛けておいた)為に部分的に色剥げを起こしてました。これは、窓から差し込む紫外線や部屋の蛍光灯により、染色が侵され色剥げや色褪せを起す現象だと思われます。

染色補正 後

一般的に、お預かりした時よりクリーニング後の方が汚れなどが取り除かれる事により色の変化が顕著に現れる為、お客様自身が”色剥げ”が起きている事に気づかず店に出した場合、クリーニングが原因で色剥げが起こったと勘違いされる事があります。

今回は広範囲の修正の為、ピースガンで全体的に染色補正をしました。

ウールジャケット、原因不明の脱色

染色補正 前

染色補正 後

お客様自身はお気づきになっていなかった脱色でした。

袖口という箇所から、ご家庭で洗い物をした際に何らかの漂白剤が知らずに付いたものと思われます。

クリーニング後、染色補正で修正しました。

薄いグレーの中に僅かに赤色の混じった複雑な素材で、色を合わすのが難しい品物だった為苦労しました。

綿トートバッグの脱色

染色補正 前

染色補正 後

どうして脱色したのか原因は分からないのですが、「お気に入りのバッグなので、何とかなる様なら又使いたい」と言う事で依頼された品物です

クリーニング処理後に、ピースガンを使用して染色補正しました。

自分的にはもう少し綺麗にしてお返ししたかった所ですが、お客様には喜んで頂きました。これからも精進いたします。

シルクブラウス、薬品による脱色

染色補正 前

染色補正 後

お客様が掃除の時にカビ取りスプレーを使用した際、ブラウスにかかってしまい色が抜けてしまいました。
「インナーとしてしか着用出来ない」と半分諦め気味の相談をお受けしましたが、染色補正で何とか着れる状態までになりました。
”カビ取り剤”には塩素系漂白剤が入ってますので、使用には十分注意してください。

綿のコートの脱色・染色補正

染色補正 前

染色補正 後

お客様に確認したところ保管中に自然に出来てしまったとの事、知らないうちに何かが付いてしまい、脱色したのかもしれません。
広範囲の脱色ではなかったのが幸いでしたが、保管状況やお手入れが悪いととんでもない変退色を起こす事もありますので濃い色の品物は特に注意が必要です。

綿パンツに付いたワインの染み

染み抜き 前

染み抜き 後

一般には”難しいシミ”!?・・・・とされているワインのシミが広範囲に付いていましたが、

根気よく1箇所づつ染み抜きをしていくことにより、綺麗になりました。