新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

年: 2011年

中学生「職場体験学習」

今年も8月の25日・26日の二日間、「職場体験学習」で中学2年生二人を受け入れました。

今年で生徒の受け入れを始め、3年目になりますが、毎年真面目に仕事に取り組んでくれています。

今年の体験生徒は、小出 冬威 クン(画像左)と、佐藤 元哉 クン(画像右)です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、プロのクリーニングについて簡単に説明をして、「しみ抜き体験」と「アイロンプレス体験」をしてもらいました。

「しみ抜き体験」では、家から”シミ”を付けたTシャツを持参してもらい、それを自分でしみ抜きしてもらいました。

その後、洗い → 乾燥工程のあと「アイロンプレス体験」として業務用の重たいアイロンで仕上げをしました。

二人とも思いのほか器用で、ムダなシワを作ることなく綺麗にアイロン掛けが出来た事にビックリしましたが、家ではお手伝いなどした事は無いそうですので、この機会に家でのお手伝いをするようになったら良いと思います。

最後に「何が面白かった?」と質問したところ・・・「しみ抜き」と答えてくれました。

実際私も、シミが綺麗に落ちて行くのを見ると楽しくなってきますからね。

「ロゴマーク」が出来ました!

稲村ドライの「ロゴマーク」が出来上がりました。

以前から「ロゴマーク」は欲しいとは思っていたのですが、店のイメージを決定付けるマークだけに制作には慎重になっていました。

そんな折、本気で制作しようと思わせたキッカケは偶然に知り合った印刷屋の営業マン。

まだ新米営業マンらしい若い青年なので、最初は任せても大丈夫か?とも心配もしてましたが、何度も店に通ってくる一生懸命さと、

私のわがままな注文にも「NO!」と言わず、「何とかします!」 「会社に相談してみます」と前向きな答えしか返さない営業姿勢に心が動かされました。

それに、その様な注文にも答えてくれたデザイナー・スタッフにも感謝です。

 

<以下、デザイナーより「ロゴマーク」のコンセプトを頂きました>

クリーニング店ということで、”爽やかさ” や ”清潔感” を感じられるものとして制作しました。

「吹き抜ける風」 と 「その風になびく衣類」をイメージしています。

緩やかな曲線とシャープなエッジを用いさせていただくことで、やわらかいイメージの中にも、こだわりや技術力をしっかり感じられるものとさせて頂きました。

そして、全体的に稲村ドライ様の頭文字である  i  d の形を模しており、サブリミナル的にお客様に浸透していくことができるロゴマークを制作させていただきました。

 

 

まだ自店のロゴマークは持っていないが、いずれ欲しいとお考えの方は一度相談してみてください。 オススメです。

 

株式会社 アイディ・東和

〒950-3131 新潟市北区濁川  1306-1

tel: 025-258-7611      fax: 025-258-7615

Email : info@idtowa.jp

浴衣、他店で落ちなかったシミ、ドロはね

染み抜き 前

染み抜き 後

 

これは山形の姪がお盆に帰省した時に持ってきた品物です。

お気に入りの浴衣で出かけたところ、裾に”ドロはね”が付いたので、地元山形のクリーニング・チェーン店に出したが落ちてこなかったという品物でした。

見たところ落とす事が出来ないというレベルのシミでは無いと判断したので、染み抜き処理へ、

しかし・・・”ドロはね”を一つずつ処理していく為、結構な手間が掛かる作業ではありました。

「落ちないと言われたのに、落とせるんだね~!?」 (良く言われるセリフです)

想像していた通りの反応でしたが、もっと驚いていた事として、それぞれクリーニング店の考えがあり、『手間を掛けてまで染み抜きをしない』という所もあるという事をでした。

 

 

浴衣、食べこぼしのシミ

染み抜き 前

染み抜き 後

 

浴衣の裾の方に不明(おそらく食べこぼし)の染み抜きの事例です。

お客様があらかじめ”糸印”をつけてくださっていました。

今回は通常のクリーニング料金内で染み抜きをさせて頂きました。

着物クリーニング「振袖」保管中に出てきたカビの染み抜き

染み抜き 前 

染み抜き 後

 

「振袖の着物全体にカビが発生してしまい、何とかなりますか?」とご依頼頂きましたが、完全には修復するのが困難なことと、しみ抜き代金が高額となってしまうことから、”花柄の白い部分”のみの染み抜きということでお受け致しました。

花柄の白い部分、1ヶ所ずつ「洗浄染み抜き」→「和服用漂白処理」→「染色補正」と結構な時間が掛かる作業となってしまいました。

あらかじめ「しばらく着る機会が無いから、時間は掛かって良いですよ」と言って頂いていたのでじっくり時間と手間をかけて綺麗に出来たと思います。

長期に着用する機会が無いという事で、「着物クリーンパック」もご提案させて頂きました。

綿スカート、後から出てきた古いシミ

染み抜き 前

染み抜き 後

 

今回の事例は、「他店で落ちてこなかった」というものではなく、「他店でクリーニングしたが、保管中にシミが浮き出てきた」というものです。

最初からこのシミ自体は付着していたのですが、透明なシミだった為に適切な処理をされないままお返しされ、長期保管中にシミが酸化して黄色く浮き出てきたものと思われます。

この様なことは、「お酒」・「ジュース」・「油」等、付いた時点では透明で目立たないものに多く発生している現象で、クリーニング受付時点では店側の者も発見するのが困難な為、

見えないだけで確実に付着していると思われる場合は、受け付け時にその旨申し付ける様にお願い致します。

日傘クリーニング


夏の日差しから守ってくれる日傘。

最近はししゅうやフリルをあしらったものや雨兼用のものもあり、便利でおしゃれな物がたくさんありますね。

そこで・・・・・「日傘洗ってますか!?」

この時期日傘をお預かりしてみると結構汚れています。外気はホコリやチリでいっぱいなので当然日傘にも付着しています。

それに紫外線を浴びているので日焼けや色あせしたものも多く見られます。

このような日傘も洗う事によって綺麗になりますし、色あせしたものも染色補正によって修正する事もできます。

お手入れするとサッパリして気持ち良く使えるのでご相談下さい。

 

山ノ下通信2011年8月14日掲載

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ぬいぐるみクリーニング、30年間の汚れ。新潟/稲村ドライ 染み抜き事例

クリーニング 前

クリーニング 後

 

こちらは30年間、一度も洗った事のなかった「ぬいぐるみ」をお手入れさせて頂いた事例。

凄く思い入れがあり、大切なぬいぐるみとあって、ネットで検索して当店にお持ち頂いたお品物です。

30年前のものということで、中にどんなものが詰められているか心配でしたが、無事に何事もなく綺麗にクリーニング出来ました。

大切な「ぬいぐるみ」が汚れているようでしたら、当店へご用命ください。

ポロシャツ、家庭洗濯でのトラブル、色滲み、移染処理

染み抜き 前 (全体画像)

 

 

 

 

 

 

 

 

染み抜き 前

染み抜き 後

 

こちらは家庭で洗濯をしたら、裾の所から色が滲み出てきてしまい、どうにかして欲しいと依頼された品物です。

裾の所に「紺色のテープ」が縫い付けられているのですが、そのテープの染色堅牢度が低かった為に起こった事故です。

お客様にとったら、ポロシャツですし普通に家庭で洗濯が出来るとお思いになって洗濯したら、こんな事になってしまい、さぞかしショックを受けられたと思います。

その上、購入してから初めての洗いの時に起こってしまったのですから、「1度しか着ていないのにもう着られない・・・」と思われた事でしょう。

”色泣き”の事故は「初めての洗い時」に良く起こる現象です。

”色止め”がしっかりされていれば色の出る事もないのでしょうが、その様な処理を省いてしまっている商品では今回のような事故が起こってしまいます。

それを見分ける事は難しいことだと思います。( 私も困っています(^^; )

今回は「移染処理」の後、「色止め加工」をして納品いたしました。

次回、ご家庭で洗濯をしても”色泣き”の心配は無いと思います。