新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

月: 2012年8月

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Lee(リー)ウエスタンシャツの古い染み抜き、復元加工。

染み抜き 前

染み抜き 後

 

こちらの事例は、Lee(リー)のヴィンテージ物のウエスタンシャツをネットで購入したが、染みが目立つので落として欲しいとご依頼頂きました。

取扱いラベルを確認したところ・・・「 100 percent [pure] cotton 」(綿 100%)表示、当然すべて英語表記でした。

お預かり時に、「古いシミな上、生地も古いのでダメージを出したく無いので無理は出来ず、多少染みが残る可能性の有る」という事。
「既に、数か所に処理して地色が抜けている所が有る事」と「多少、全体的に色合いが薄くなる事」を了解して頂き、出来る限り目立たなくするように頼まれました。

地色は「 生成り色 」ですが、汚れや焼けにより、全体的に薄茶色ぽく濃くなっていました。
このまま染みの部分だけ処理すれば、既に数か所あった部分の様に白く目立ってしまいます。
そうなると、後で「染色補正」という色の抜けた部分を修正する作業をしなければいけないのでその方法は避け、
出来る限りシミを薄くしてから、浴中処理で全体を漬けこみ、シミの部分と全体が同じ位の色になる様に処理しました。
その後「染色補正で違和感の有る部分が有れば修正をすれば良い」と思っていたのですが、結果は修正を加えること無く上手く処理することが出来ました。

こちらのお客様も、遠方よりわざわざお越し頂いたお客様でしたが、ご期待に添える仕上がりとなり喜んで頂けたので、良かったです。

ニオイの気になる方へ

最近は色々な種類の柔軟剤が流行っていますが、それは『ニオイ』を気にする人が増えてきたという事。
「洗濯をしてもいまいち、イヤな臭いが取れない」とお困りの方、柔軟剤の香りで誤魔化していませんか?
本来の『ニオイの元』をキチンと処理してからの方が、より一層柔軟剤の効果を発揮させられるので、
『ニオイの元』を取る方法を紹介したいと思います。使用するのは「液体酸素系漂白剤」と「重曹」だけ。
「酸素系漂白剤」には活性酸素の働きで、殺菌・脱臭・漂白効果がありますので、今回は【バケツによるつけ込み】の方法を紹介します。(バケツにお湯を用意して、酸素系漂白剤と重曹を入れつけ込む方法)

ポイント①【温度】・・・高い程効果は有るのですが、今回は40~50℃位のお湯を使用し漂白剤を多目に入れます。
ポイント②【pH】・・・液体酸素系漂白剤はアルカリ性にすると効果が上がるので、重曹を大さじ1杯入れる。
ポイント③【時間】・・・永く漬けて置くほど効果は有りますが、常温になるまでで良いでしょう。(最低30分以上)

後はバケツの中の液と衣類を一緒に洗濯機の中に入れ、通常の洗濯をするだけ。(水も節約できてエコでしょう?)
柔軟剤を入れるタイミングも最終のすすぎ工程の前に入れるのが効果UPのポイントです!!
以上のように、ちょっとしたポイントを押さえるだけでワンランクUPしたお洗濯が行えます。

(注)以上の方法は、家庭で洗濯できる衣類に限ります。色の出やすい物や色剥げしやすい物はクリーニング店にご依頼ください。

 

山ノ下通信2012年8月12日掲載

シルク・ブラウス、家庭洗濯でシワシワになってしまった品物の仕上げ修正。

仕上げ 前 

仕上げ 後

 

今回の事例は、家庭洗濯によるトラブルのご相談でお持ちくださったお品物で、
「家庭で洗濯が出来ます」と言われたので洗ったら、シワシワになってしまったので直して欲しい。と、ご依頼頂きました。

素材は「シルク」100%です。
少し前まででしたら、「シルクだから、家庭では洗濯が出来ないからお願いするわね」と、クリーニングに依頼する素材の代表みたいでしたのに、今では家庭でも普通に洗濯をしてしまう様になってしまったようです。

それも聞く所によると、販売するショップの店員さんが、「この品物は家庭でも洗えるんですよ!」と説明をするそうです。
今はそうでも言わないと販売も難しいのかも知れませんが、我々メンテナンスをする側から言わせれば「チット待った!!」と言いたくもなります。

そりゃ~、余程の事をしなければ洗えるかも知れませんが、『ただ洗える』というのと『綺麗に洗える』というのは大きな違いだと思います。

「色泣き」や「縮み」は高性能の洗剤も有りますから問題無いかもしれませんが、「型崩れ」や「シワ」の事まで説明はされていたのでしょうか?
結果は?といえば・・・「洗えた」という事になるのでしょうが、仕上げ(アイロン・プレス)は別問題という事??
今回のようなデザイン性に富んだ商品の場合ですと、素人さんでは「余程のアイロンの腕」がなければ難しいと思います。

結局はクリーニング店へ修正してもらう事となったのですが、お客様の立場からすれば複雑な心境でしょう。
「もう少し詳しく説明してくれれば。・・・」と思われたかもしれないし、
それとも「結局、私の洗濯の仕方が悪かったの?・・・」と反省をしたかもしれません。

今後家庭洗濯にチャレンジする方は、この品物は『家庭で綺麗に洗濯が出来る』と判断に自信の無いものは、プロにご依頼ください。

それでも、トラブルが起こってしまった方は、『プレスのみ』(アイロン掛け)も承りますので、ご相談ください。

Tシャツ、家庭洗濯での色移り事故修正、移染処理。

移染処理 前

移染処理 後

今回の事例は当店より60Km以上離れた町、村上からわざわざお車でお持ち頂いたお品物の紹介です。

お伺いしたところ、「家庭で洗濯をしたら何かから赤い色が移ってしまった」という事です。
お近くのクリーニング店へ相談してみたが難しいということで、ネットで検索をして当店までご依頼くださいました。

いつも移染事故のお品物をお預かりすると思う事があります。
『何故!? ”白い物” と ”色柄物” を一緒に洗濯をするのだろう?』と・・・
我々クリーニング店(プロ)では、「色分け」をして洗濯をする事は ”当たり前” となっているのですが、一般家庭での洗濯では、”当たり前” では無いんですね。
「そりゃそうですよ!」という声も聞こえてきそうですが、
クリーニング店の様に1日に何回も洗濯をしている訳でも無いし、量も少ないから一度で全部洗濯してしまうの!という場合もあるでしょう。
それに、そんなメンドクサイ事していられないわ!という意見や、今まで移染した事が無いから大丈夫!と思っていらっしゃるのかも知れません。
しかし!
今までは大丈夫であっても、次に洗濯をした時に「お気に入りの服に他の服の色が移ってしまう事」が起こる可能性もありますし、
『綺麗に洗濯する(汚れを落とす)』という観点から見ても、分けて洗濯をする事をオススメ致します。

家庭洗濯ではなかなか難しい【洗濯物の選択】(選り分け)ですが、
”より綺麗に洗濯をする為”にメンドクサイ「選り分け作業」をして、必要なら「染み抜き」や「色々な加工」を施し洗濯をしている所がクリーニング店です。

そんな所からも『家庭洗濯との違い』を価値として感じて頂けたらと思います。

シルクスカーフの古いシミ、黄ばみ染み抜き・復元加工。

染み抜き 前

染み抜き 後

今回の事例は、全体的に古い黄変シミが付いていたシルク・スカーフを紹介します。

相当古いシミなので、お客様からは「落とせる所までで結構ですよ」とお預かりしたのですが・・・
その様に仰られると、逆に『期待以上に綺麗にしてお返ししたい!』と職人魂が頭をもたげて来ます(^^;
しかし、そこはデリケートなシルク素材のスカーフですので、無茶な事は出来ませんのでシッカリとシミの状態や、素材の具合を見極めて処理致しました。
処理方法は、全体的にシミが広がっていたので、つけ込みによる”復元加工”を致しました。
結果、シミも綺麗になり風合いはそのままでサッパリと洗い上がりました。

シルク素材のお品物のトラブルでお困りでしたら、お問い合わせください。