年: 2016年
フードに付いている「ファー」、変色の修正。
ダウンコートなどのフードに付いている「ファー」本来の役割は、
ファーで顔周りを覆うことにより凍結防止の為や、フード内への冷気・風の進入を防ぐそんな役割でファーが付いているそうです。
そんな役割を持つ「ファー」が変色してしまった品物の修正事例。
お客様は、変色してしまったから見た目が悪いので取り外そうかとも考そうですが、
お客様曰く、「ファーが付いていると、フードが脱げなくて良いのよ」と、
ダウンコートのフードの重さとのバランスの為に必要とのことで、
出来たら色掛けをして修正できないものかとご依頼くださいました。
抜けてしまった色を補うことにより、何とか修正できたと思います。
毛皮・皮革製品のトラブルでお困りではありませんか?
そんな時は、稲村ドライへご相談ください。
「ルイ・ヴィトン、LOUIS VUITTON」「サルヴァトーレフェラガモ、Salvatore Ferragamo」「エルメス、Hermès」のネクタイの染み抜き。
今回はいずれも高級ブランドの「ネクタイ」の染み抜き事例を3つ。
「ルイ・ヴィトン、LOUIS VUITTON」のネクタイは、赤いボールペンのシミ。
「サルヴァトーレフェラガモ、Salvatore Ferragamo」のネクタイは、何かをこぼしてしまったシミ。
「エルメス、Hermès」のネクタイは、結び目が顎に触れるために付いた皮脂のシミ。
同じシルク素材のネクタイですが、付いたシミの種類はそれぞれ違います。
シミの種類に適した方法でそれぞれ染み抜きを行いました。
高級ブランドの「ネクタイ」にシミが付いてお困りの時は、稲村ドライへご相談ください。
子供の綿入りブルゾン 「キワつき」修正の事例
今回の事例は、「クリーニングに出したけど黒いシミのようなものが取れない」とご相談を受けました。
「修正 前」の画像の黄色の丸で囲ってある部分に黒い筋状のシミのようなものが見えると思います。
これは『クリーニング時の脱水(脱液)と乾燥が不十分な為に不純物が集まり残留したシミ』です。
この現象は高密度織物や、コーティングされた生地で出来た中わた入りの製品の特に縫い目に沿って現れる現象ですが、
使用しているドライ溶剤が汚れていたり、洗剤を良く濯ぎきれていないのに、時間短縮や節水の方に重点を置く店舗に見られる現象だと思います。
適切に管理された綺麗な溶剤でクリーニングすれば、このような事にはならないと思いますが、
稀に防寒性を高めるためか、通気性を抑える為に高密度の生地とコーティング加工によりどうしても出来てしまうものもあるようです。
それはそれで、【特別な方法】でキワつきを無くす様にしているので、
” キワつき ” でお困りの時は、稲村ドライへご相談ください。