新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

染み抜き事例

Barbour(バーブァー)オイルドジャケットのお手入れ、クリーニング。

2012年7月4日

クリーニング 前

クリーニング 後

「ワイルドだろ~~」
今流行りのギャグではないですが、今回お預かりのBarbourオイルドジャケットは、個人的な感覚としてとてもワイルドな印象を受けるアイテムです。
『Barbourオイルドジャケット』は、最悪な北海の気候の中で働く水夫や漁師、労働者の為のオイルスキンの防水ジャケットでしたが、後に悪天候下で働く農民や労働者などにも愛用される様になり、世界中に知られるブランドへ成長。
その品質はエリザベス女王など英国王室御用達の栄誉を授かった100年以上の歴史を持つ由緒ある伝統のブランドという事です。


今回のお客様の要望として
「全体的な黒い汚れは落ちなくても良いが、長く着用していたので汗などの汚れを落としてスッキリさせて欲しい」という事でした。
画像を見て頂くと分かりますが、取扱い表示はすべて×となっております。
メンテナンス方法を調べたところ、「ドライ」「ウエット」どちらの方法でクリーニングしても、少なからず塗布してあるドレッシング(オイル)が落ちてしまうとの事で、洗い上がりの際には専用のBARBOURのオリジナル『ソーンプルーフドレッシング』でプルーフをし直さなければならない様です。

実は以前にも他のお客様のBARBOURのオイルドジャケットをお預かりした事があり、プルーフ用のオリジナル『ソーンプルーフドレッシング』は持っていたので、今回もクリーニングで取れた分のオイルを塗布し、メンテナンスさせて頂きました。

 

(注)現在は再プルーフのメンテナンスは承っておりません。