新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

染み抜き事例

綿シャツの襟が赤く変色!?色剥げ修正。

2012年11月24日

染色補正 前

染色補正 後

黒色の綿シャツの襟が、汗と紫外線により退色して色が変わってしまった事例です。

今回のように「襟の部分」の場合は、お客様も『色ハゲ』が原因だと判断が出来ると思いますが、

それ以外の普通では『色ハゲ』を起こす事のないような場所の場合は『シミ』と勘違いされる事もあるようです。

大体は『色ハゲ』を起こしたといえば、その部分は『白くなるもの』と思われてしまうので、「染み抜きをお願いします」とお持ち頂くことも度々あります。

今回お預かりした黒や紺のような濃い色の場合ですと「青系の色が退色」して赤く変化してしまうようです。

その訳は【色の三元色】によるものなのですが、今回は説明を省かせて頂きます。

そして修正をするにあたり、その【色の三元色】の原理を上手く使い「退色」した色を「補色」して元の色の状態に修正していきます。

文章にすると簡単なように思われてしまうかもしれませんが、これがなかなか上手く色を合わせる事が難しく、コレ!と言った習得方法もあまり無いので、結局は日々の修練とセンスにより習得して行くしかありません。

現在のクリーニング店では・・・『染み抜きをしている所』は結構見つかると思いますが、『染色補正までやれる所』はまだまだ少ない方だと思います。

貴方のタンスの中に「落ちないシミ」の付いた洋服は眠っていませんか!?

もしかして!そのシミ・・・「落ちないシミ」ではなく、「変色しているシミ」だったら・・・・

当店の『染色補正』でまた着用できるようになるかも知れません。

ご相談をお待ちしています。