新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

色泣き色移り染み | 稲村ドライ - Part 2 | ページ 2

ポロシャツ、他のものからの移染事故(家庭洗濯での失敗)

染み抜き 前

染み抜き 後

こちらは「家庭で洗濯をしたら”ペン”か何かが入っていて、赤いインクが付いてしまった。」というご依頼でした。
当店の前に他のクリーニング店に依頼したそうですが、断られたそうです。

「インクの移染処理」自体が難易度の高い事例の上、このポロシャツは胸の所から色が分かれているデザインなので移染処理にも特殊な方法を用いました。
幸なことに、移染した部分が下の「クリーム色」の部分が殆どでしたので、胸元のオレンジ色の部分の染色を侵すことなく処理することが出来ました。

家庭洗濯での移染事故などのトラブルでお困りの際は、ご相談ください。

ポロシャツ、家庭洗濯でのトラブル、色滲み、移染処理

染み抜き 前 (全体画像)

 

 

 

 

 

 

 

 

染み抜き 前

染み抜き 後

 

こちらは家庭で洗濯をしたら、裾の所から色が滲み出てきてしまい、どうにかして欲しいと依頼された品物です。

裾の所に「紺色のテープ」が縫い付けられているのですが、そのテープの染色堅牢度が低かった為に起こった事故です。

お客様にとったら、ポロシャツですし普通に家庭で洗濯が出来るとお思いになって洗濯したら、こんな事になってしまい、さぞかしショックを受けられたと思います。

その上、購入してから初めての洗いの時に起こってしまったのですから、「1度しか着ていないのにもう着られない・・・」と思われた事でしょう。

”色泣き”の事故は「初めての洗い時」に良く起こる現象です。

”色止め”がしっかりされていれば色の出る事もないのでしょうが、その様な処理を省いてしまっている商品では今回のような事故が起こってしまいます。

それを見分ける事は難しいことだと思います。( 私も困っています(^^; )

今回は「移染処理」の後、「色止め加工」をして納品いたしました。

次回、ご家庭で洗濯をしても”色泣き”の心配は無いと思います。

帽子、裏地から色にじみ、家庭洗濯のトラブル、移染処理

染み抜き 前

染み抜き 後

 

帽子を家庭で洗濯したら、裏地の色が縫い目から滲み出てきたという事例です。

素材は綿なので、十分ご家庭でも洗濯できる素材でしたでしょうが、まさか裏地の色が滲み出てくるとは思わなかったでしょう。

ケアラベルには「専門店へお出しください」となっていました。

ご家庭で洗えるか?洗えないか?区別するのは難しいと思います。

今回のように素材だけ見たら「洗える」と判断するでしょうが・・・”裏地の色が出てくる”とまでは事前に判別することは難しいと思います。

洗えるかどうか判断に悩む時は「プロ」のクリーニング店へご依頼ください。

綿プリントジャケットの色泣き

染み抜き 前

染み抜き 後

着用時に汗等により衿部分のプリント柄から色が流れたようです。
染色堅牢度の弱いものなどに稀に起きる事故ですが、流れた部分の色素を落とし、色止めしながら洗いました。

綿パンツ、皮ベルトからの色移り

染み抜き 前   

染み抜き 後


「革ベルトの色が付いた」というのは良くある事故です。しみ自体は落とす事はできますが、付いた品物(素材)によっては難しい場合もあります。
一度付いてしまったベルトの色は再度付く可能性がありますから、気をつけてください。