新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

色褪せ・染色補正 | 稲村ドライ - Part 4 | ページ 4

色の問題は、染色補正によって解決します。

綿カーディガンの色剥げ修正。

修正 前

修正 後

綿カーディガンの肩と袖口に「色剥げ」が出来たという事で染色補正の依頼を承りました。

なぜ「色剥げ」が出来てしまったか、理由は不明とのことでしたが、

何も無ければ「色剥げ」が起こることも無いでしょうから、何かが付着して「色剥げ」が起きたと考えられます。

付いた物質によっては、すぐに「色剥げ」を起こさないで時間が経過してから現象が現れる事もあります。

場合によっては、クリーニング店へ依頼した事により処理工程で“ 熱 ”が加わり、付着した物質が反応することにより「色剥げ」を起こしてしまう事も有ります。

『掃除用洗剤』等が衣類に付着してしまったのを気づかないで、後に「色剥げ」が現れてきた時は何故?となる場合が多く、詳しくお話しを伺うと「掃除の時に着用していた」という事もしばしば耳にします。

お掃除の時はなるべく汚れても良いような服を着て頂くか、出来るだけ『掃除用洗剤』等が付着しないようにご注意ください。

「色剥げ」でお困りの衣類は有りませんか?稲村ドライへご相談ください。

「サマーセーター」脇の色ハゲ、染色補正で修正。

修正 前

修正 後

サマーセーターの脇部分の色が落ちて変色してしまったお品物の事例です。

セーターでも「サマー」と付くのですから『夏』に着用されるアイテムだと思います。

なので当然連想されて付く物として『 汗 』が考えられます。

特に「綿」や「麻」等の天然素材の色の濃い品物の場合は、汗と紫外線で【色落ち】や【変色】を起こしている事が多く見られます。

あまり汗をかいていないので・・・とか、少しの時間しか着ていないから・・・と、

着用した後、お手入れせずに保管してしまう事が一番【色落ち】や【変色】を引き起こす原因となります。

今回お預かりしたお品物も、「麻」素材の「茶色」のサマーセーター、一番【色落ち】や【変色】をし易そうな品物です。

脇の部分は緑色に変色していました。

地色が「茶」なので「茶色の染料」で修正をして行きたい所ですが、上手く行かない事の方が多く有ります。

ではどう修正するか・・・?ですが、元の地色から抜け落ちた「色」を見つけ、補色をして修正をして行きます。

何だか分からないと思いますが、お客様はそんな事を知る必要はありません。

その為に我々クリーニング師がいる訳で、その様な事例に対応する為にも染色の事を勉強しているのです。

大切なお品物の【色落ち】や【変色】でお困りでしたら、稲村ドライへご相談ください。

綿シャツの襟が赤く変色!?色剥げ修正。

染色補正 前

染色補正 後

黒色の綿シャツの襟が、汗と紫外線により退色して色が変わってしまった事例です。

今回のように「襟の部分」の場合は、お客様も『色ハゲ』が原因だと判断が出来ると思いますが、

それ以外の普通では『色ハゲ』を起こす事のないような場所の場合は『シミ』と勘違いされる事もあるようです。

大体は『色ハゲ』を起こしたといえば、その部分は『白くなるもの』と思われてしまうので、「染み抜きをお願いします」とお持ち頂くことも度々あります。

今回お預かりした黒や紺のような濃い色の場合ですと「青系の色が退色」して赤く変化してしまうようです。

その訳は【色の三元色】によるものなのですが、今回は説明を省かせて頂きます。

そして修正をするにあたり、その【色の三元色】の原理を上手く使い「退色」した色を「補色」して元の色の状態に修正していきます。

文章にすると簡単なように思われてしまうかもしれませんが、これがなかなか上手く色を合わせる事が難しく、コレ!と言った習得方法もあまり無いので、結局は日々の修練とセンスにより習得して行くしかありません。

現在のクリーニング店では・・・『染み抜きをしている所』は結構見つかると思いますが、『染色補正までやれる所』はまだまだ少ない方だと思います。

貴方のタンスの中に「落ちないシミ」の付いた洋服は眠っていませんか!?

もしかして!そのシミ・・・「落ちないシミ」ではなく、「変色しているシミ」だったら・・・・

当店の『染色補正』でまた着用できるようになるかも知れません。

ご相談をお待ちしています。

ワンピース、色泣き・移染の染み抜き修正。

染み抜き 前

染み抜き 後

上が「紺」、下が「白」のツートンカラー・ワンピース。

紺の部分の色が落ちて、下の白い部分に移染してしまったので、落として欲しいとご依頼いただきました。

何故!?移染してしまったのかは不明ですが、確かに『色落ち』する衣料は有ります。

特に最近多いのは、化学繊維なのに『色落ち』する素材が有るので、取扱いも難しいと思うことが増えてきました。

モノによっては「着用しているだけで他のものに移染してしまう」商品も有るようです。

実際に「色落ちを止めてください」という品物の依頼も先日にうけ賜ったばかりですから・・・

大体、この様な品物の取扱い表示には【色落ちする場合がございますので、他のものと一緒に洗わないでください】などと注意書きがありますが、

注意を呼び掛けるる位なら、色落ちしない品物を作って欲しいと思います。

子供ショートパンツの移染しみ抜き。

染み抜き 前

染み抜き 後

地元のお祭りのイベント、「総おどり」に参加した時に使用した『 鳴子 』(楽器)の色が落ちてシミになってしまいました。

一生懸命に踊られたのでしょう。

汗で溶けてしまった鳴子の染料が手に付き、知らずにショートパンツに触れてしまいシミになったのだと思います。

色移りの染み抜きは問題なく落とす事が出来ました。

また次回も、衣装が汚れる事など気にせず、精一杯踊ってください。

「総おどり衣装」の汚れ・シミでお困りでしたら当店で綺麗に致します。

婦人ジャケット、汗による脇の色剥げ染色補正での修正。

修正 前

修正 後

「ジャケットの脇部分の色が抜けたのですが、直りますか?」と、ご相談を頂きました。

汗をかいた状態で適切な処理、この場合は『水洗い』をしなかった為に、ジャケット脇部分の染色が壊れて色が抜けてしまったものだと思われます。

依頼品は「ウール」と「ポリエステル」の混紡品でしたので、お預かり時には「上手く色が入らない場合もある」旨をご説明致しました。

まずは染色補正の前に、汗の成分等が残っていては上手く色が入らない場合がありますので、全体をウエットクリーニングしました。

そして染色補正へとなりますが、“ 模様 ”の有るジャケットですので、修正は「模様部分」と「地の部分」を分けて2度処理する方法で行いました。

予想した通り、最初はなかなか色が上手く入って行かず苦労しましたが、モノトーンカラーで色合わせが比較的楽でしたので違和感も出ず上手く修正出来たと思います。

お引取りに来られたお客様が品物を確認して一言、「凄い!」「また何か有ったらお願いします」と仰ってくださいました。

そのお言葉がなにより嬉しく、今後の作業へのモチベーションUPに繋がります。

汗による「色剥げ」「変色」で着られなくなってしまった衣類は有りませんか?

諦める前に一度、稲村ドライまでご相談ください。

カルバンクライン(Calvin Klein)日傘の「黄バミ落とし」と「染色補正」の事例。

染み抜き 前

染み抜き 後

今回は、カルバンクライン(Calvin Klein)の淡い紫色の日傘に、黄バミの筋が出来てしまった品物の事例です。

ご依頼頂く日傘の中でも濃い色の日傘は、紫外線などにより色が『 退色 』してしまっている物が多く見られますが、

淡い色の日傘の場合は黄色く筋状のシミ、『 変色 』をしている場合が多くあります。

その場合は、変色部分の染み抜き作業を行うわけですが、染み抜きをすれば「元の色」に戻るという訳には行かない事の方が多いです。

「白い日傘」の場合ですと比較的、染み抜きだけで済む場合が多いですが、今回のように淡い色の場合は、染み抜きをした後の地色が抜けている事が多いので、『染色補正』で修正をしなければなりません。

今回はお客様との相談で、「修正が難しい場合は元の色より濃い目の色で修正する事」をご了承頂けましたが、

出来る限り元の状態に戻せたら・・・と、色合わせの難しい淡い紫色でしたが、何とか染色補正で修正する事ができました。

お気に入りの日傘のトラブルでお困りでしたら、ご相談ください。

ビバユー (VIVA YOU)綿コートの襟の黄バミ、通常料金内での染み抜き。

染み抜き 前

染み抜き 後

若い女性に人気なブランド、ビバユー(VIVAYOU)の綿コートの襟の黄バミ落としの事例です。

今回お預かりしたコートは白色でしたので、比較的、襟の黄ばみを落とす事は難しく有りませんでした。

そうは言っても、すべてのクリーニング店で「襟の黄バミ」を当たり前の様に落としてくれるかどうかは分かりません。

それぞれの店の考え方がありますので、「有料染み抜き」扱いや、「落とさない」でそのまま・・・という所も有るかも知れません。

当店では、この程度の襟の黄バミなら『通常のクリーニング料金内』で染み抜きまでお取扱いをさせて頂いております。

「通常のクリーニング料金」が安いから・・・という理由でクリーニング店を選ばれていても良いと思いますが、

『追加しみ抜き料金が掛かった』 『汚れが落ちてこない』(他店へ再依頼)などで、結果的にお高く付いてしまうようなら、最初から当店へご依頼くださった方が、お得かも知れませんね。

バーバリー (Burberry)ホワイトジーンズ、ベルトからの移染の染み抜き。

染み抜き 前

染み抜き 後

バーバリー (Burberry)ホワイトジーンズの全体的な汚れと、ウエスト部分の革ベルトからの色移りの染み抜き事例。

真っ白な「ホワイトジーンズ」は爽やかで夏に履くにはピッタシのアイテムではないでしょうか?

しかし、白だけに他のカラーよりも一段と『汚れ』が目立つアイテムなので、お手入れはキチンとしておいて欲しいところです。

今回お預かりした品物は、ホワイトジーンズなのに少しハードに着用されたご様子です。
全体的に、何かをこぼした様なシミが付いていて、ウエスト部分は汗により革ベルトからの色移りが見られました。

ウエスト部分の移染処理をした後、全体的な染み抜き処理。
その後、復元加工で元の真っ白いジーンズに復活しました。

購入した時の「輝くような白さ」を取り戻したいと思うお品物がございましたら、ご相談ください。

Lee(リー)ウエスタンシャツの古い染み抜き、復元加工。

染み抜き 前

染み抜き 後

 

こちらの事例は、Lee(リー)のヴィンテージ物のウエスタンシャツをネットで購入したが、染みが目立つので落として欲しいとご依頼頂きました。

取扱いラベルを確認したところ・・・「 100 percent [pure] cotton 」(綿 100%)表示、当然すべて英語表記でした。

お預かり時に、「古いシミな上、生地も古いのでダメージを出したく無いので無理は出来ず、多少染みが残る可能性の有る」という事。
「既に、数か所に処理して地色が抜けている所が有る事」と「多少、全体的に色合いが薄くなる事」を了解して頂き、出来る限り目立たなくするように頼まれました。

地色は「 生成り色 」ですが、汚れや焼けにより、全体的に薄茶色ぽく濃くなっていました。
このまま染みの部分だけ処理すれば、既に数か所あった部分の様に白く目立ってしまいます。
そうなると、後で「染色補正」という色の抜けた部分を修正する作業をしなければいけないのでその方法は避け、
出来る限りシミを薄くしてから、浴中処理で全体を漬けこみ、シミの部分と全体が同じ位の色になる様に処理しました。
その後「染色補正で違和感の有る部分が有れば修正をすれば良い」と思っていたのですが、結果は修正を加えること無く上手く処理することが出来ました。

こちらのお客様も、遠方よりわざわざお越し頂いたお客様でしたが、ご期待に添える仕上がりとなり喜んで頂けたので、良かったです。