新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

色褪せ・染色補正 | 稲村ドライ - Part 5 | ページ 5

色の問題は、染色補正によって解決します。

Tシャツ、家庭洗濯での色移り事故修正、移染処理。

移染処理 前

移染処理 後

今回の事例は当店より60Km以上離れた町、村上からわざわざお車でお持ち頂いたお品物の紹介です。

お伺いしたところ、「家庭で洗濯をしたら何かから赤い色が移ってしまった」という事です。
お近くのクリーニング店へ相談してみたが難しいということで、ネットで検索をして当店までご依頼くださいました。

いつも移染事故のお品物をお預かりすると思う事があります。
『何故!? ”白い物” と ”色柄物” を一緒に洗濯をするのだろう?』と・・・
我々クリーニング店(プロ)では、「色分け」をして洗濯をする事は ”当たり前” となっているのですが、一般家庭での洗濯では、”当たり前” では無いんですね。
「そりゃそうですよ!」という声も聞こえてきそうですが、
クリーニング店の様に1日に何回も洗濯をしている訳でも無いし、量も少ないから一度で全部洗濯してしまうの!という場合もあるでしょう。
それに、そんなメンドクサイ事していられないわ!という意見や、今まで移染した事が無いから大丈夫!と思っていらっしゃるのかも知れません。
しかし!
今までは大丈夫であっても、次に洗濯をした時に「お気に入りの服に他の服の色が移ってしまう事」が起こる可能性もありますし、
『綺麗に洗濯する(汚れを落とす)』という観点から見ても、分けて洗濯をする事をオススメ致します。

家庭洗濯ではなかなか難しい【洗濯物の選択】(選り分け)ですが、
”より綺麗に洗濯をする為”にメンドクサイ「選り分け作業」をして、必要なら「染み抜き」や「色々な加工」を施し洗濯をしている所がクリーニング店です。

そんな所からも『家庭洗濯との違い』を価値として感じて頂けたらと思います。

シルクスカーフの古いシミ、黄ばみ染み抜き・復元加工。

染み抜き 前

染み抜き 後

今回の事例は、全体的に古い黄変シミが付いていたシルク・スカーフを紹介します。

相当古いシミなので、お客様からは「落とせる所までで結構ですよ」とお預かりしたのですが・・・
その様に仰られると、逆に『期待以上に綺麗にしてお返ししたい!』と職人魂が頭をもたげて来ます(^^;
しかし、そこはデリケートなシルク素材のスカーフですので、無茶な事は出来ませんのでシッカリとシミの状態や、素材の具合を見極めて処理致しました。
処理方法は、全体的にシミが広がっていたので、つけ込みによる”復元加工”を致しました。
結果、シミも綺麗になり風合いはそのままでサッパリと洗い上がりました。

シルク素材のお品物のトラブルでお困りでしたら、お問い合わせください。

ポロシャツ、他のものからの移染事故(家庭洗濯での失敗)

染み抜き 前

染み抜き 後

こちらは「家庭で洗濯をしたら”ペン”か何かが入っていて、赤いインクが付いてしまった。」というご依頼でした。
当店の前に他のクリーニング店に依頼したそうですが、断られたそうです。

「インクの移染処理」自体が難易度の高い事例の上、このポロシャツは胸の所から色が分かれているデザインなので移染処理にも特殊な方法を用いました。
幸なことに、移染した部分が下の「クリーム色」の部分が殆どでしたので、胸元のオレンジ色の部分の染色を侵すことなく処理することが出来ました。

家庭洗濯での移染事故などのトラブルでお困りの際は、ご相談ください。

Masaki Matsushima(マサキ・マツシマ)革サイフ クリーニングとリカラーの事例。

お手入れ 前①

お手入れ 後①

お手入れ 前②

お手入れ 後②

Masaki Matsushima(マサキ・マツシマ)の革サイフをお預かりしました。
「マサキ・マツシマ」と検索すると「眼鏡フレーム」がヒットしますが、どれも洗練されたデザインのお品物ばかりで、とてもオシャレです。
今回お預かりした革サイフもとてもオシャレなデザインで、その上機能的にも優れた作りとなっていると思います。
そんな革サイフに「 カビ 」が全体的に出てしまいました。
それに[お手入れ 前①]の画像、右側部分には「紙が張り付いてしまった跡」がありました。

まず、全体的な「カビ」を除去した後、革専用の栄養クリームで栄養を補給しながら磨いていきます。
「紙が張り付いてしまった跡」の部分は、リカラー(染色補正)によりハゲてしまった革部分を綺麗に修正しました。

お持ちの『革サイフ』などのトラブル・お手入れは、当店にご相談ください。

子供用の着物クリーニング、衿に付いた古い染み抜き。

染み抜き 前

染み抜き 後

 

こちらの子供用着物の事例は、コチラ(子供襦袢、染み抜き事例)と一緒にご依頼頂いたお品物です。
当然、一緒に保管なされていたでしょうからこの染みも相当古い染みであることは予想されます。
襦袢の場合と違い、こちらは模様と重なるように染みが付いていましたから、より一層の注意が必要でした。
幾つもの染み抜き処理の後、最終的に「漂白処理」をしたのですが、地の模様を消す事無く綺麗に出来たと思います。

子供着物クリーニング、襦袢に付いた古い染み抜き。

染み抜き 前

染み抜き 後

子供用の襦袢に浮き出てきた古い染み抜き事例です。
この染みは以前に着用した時に付着していたのですが、目立たなかったのでそのまま保管していたら浮き出てきてしまった染みと思われます。
それも相当、永い間保管していたとお聞きしましたので、古い染みであることは間違い無いでしょう。
襦袢の生地を傷めることの無いように、少しずつ様子を見ながら染み抜きをしていきました。
結構、手間と時間は掛かってしまいましたが、綺麗に出来たと思います。

ベビー被布着物クリーニング、古い染み抜き事例。

染み抜き 前

染み抜き 後

染み抜き 前

染み抜き 後

こちらのベビー被布着物は保管中に浮き出てきた染み抜きのご依頼でした。

いつ頃の染みか分からないが、相当古い染みであることはお預かり時にお伺い致しました。

古い染みということで、生地も弱っている可能性もありますので、少しずつ染み抜き作業を進めて行きました。

結果、生地にもダメージを与えること無く、綺麗に染みを抜くことが出来て良かったです。

銀座ヨシノヤ 革バッグ 色剥げ リカラー

修正 前

修正 後

今回ご依頼頂いたのは、持ち手部分の塗装が剥がれてしまった革バッグです。

どうしても一番多く、直接触れる部分なのでこのような事が起こってしまうのも仕方のない事かもしれません。

それに今回お預かりした品物のカラーは「シルバー」(銀色)でしたので、塗装の強度も普通色と比べたら弱かった可能性もあります。

今回の事例でなくとも、使用していれば必ずスレやキズが付いてしまうのは避けられない事でしょう。

この様な色剥げ等のトラブルでお困りの時は、是非とも当店にご相談ください。

 

日傘クリーニング 日焼けによる色褪せ 染色補正

修正 前

修正 後

 

こちらの品物は、紫外線により黒色が退色してしまった「日傘」です。

日傘のお手入れなどメニューに無いと思っていたところ、こちら(クリーニング豆知識)を見て取り扱っていることを知り、お持ち頂いた事例です。

最初、全体の汚れを落とす為にウエットクリーニングをして、その後、色褪せた部分の染色補正をしました。

出来上がりを見たお客様は大変によろこんで頂き、早速当店よりお帰りになる際に日傘を差してお帰りになっていきました。

 

 

着物クリーニング「振袖」保管中に出てきたカビの染み抜き

染み抜き 前 

染み抜き 後

 

「振袖の着物全体にカビが発生してしまい、何とかなりますか?」とご依頼頂きましたが、完全には修復するのが困難なことと、しみ抜き代金が高額となってしまうことから、”花柄の白い部分”のみの染み抜きということでお受け致しました。

花柄の白い部分、1ヶ所ずつ「洗浄染み抜き」→「和服用漂白処理」→「染色補正」と結構な時間が掛かる作業となってしまいました。

あらかじめ「しばらく着る機会が無いから、時間は掛かって良いですよ」と言って頂いていたのでじっくり時間と手間をかけて綺麗に出来たと思います。

長期に着用する機会が無いという事で、「着物クリーンパック」もご提案させて頂きました。