汚れの重さ感じてみませんか?
2008年5月11日
家庭で、ドライマークの洗える洗剤が普及していますが、「家庭でドライクリーニングができる?」と誤解されている方が多くいらっしゃるようですが、それは、ドライマーク衣料用の洗剤を使った水洗いなのです。家庭では、本物のドライクリーニングはできません。
ドライクリーニングというのは、一切水を使わず石油からできているドライ溶剤という液体を使い、専用の洗濯機でしか洗えないクリー二ングの事を言います。ですから本物のドライクリーニングは、プロのクリーニング店でしか洗えない洗い方です。
ドライクリーニングの特徴は、風合いを損なわず型くずれもなく洗いあげる、衣類にはやさしい洗い方です。その点水洗いは、色が出たり、型崩れやシワになり、比較的ドライに比べてダメージの多い洗いです。しかし汚れを落とす点では水洗いの方が分があります。
今までは、ドライクリー二ングでしか洗えなかった品物もプロの店なら殆んどの品物が水洗いできるようになりました。家庭で水洗いしにくいスーツなども、「本物の水洗い」を御依頼されますと、サッパリ軽く感じられます。
「その差が、汚れの重さなのです。」
家庭でアイロン掛け(プレス)の難しい衣類を洗っている方もいらっしゃるかもしれませんね。面倒だという方は、プレスのみの御依頼をクリーニング店にしてみてもよろしいですよ。
(山ノ下通信2008年5月11日掲載)