しまった! となる前に
2015年10月28日
10月に入り涼しい日が多くなって、夏服からの衣替えの時期となりましたが、
夏物は特に仕舞う前のお手入れを忘れると大変な事になってしまいます。
パッと見、汚れていないから・・・といってそのまま片づけてしまいがちですが、
一度着用した夏物は必ず『汗』を含んでいます。最初は透明な汗でも繊維の奥にまで染み込んだ汗の成分は、たった半年でも酸化して黄ばんできてしまいます。
家庭で洗えるものは必ず洗ってから、心配な品物はクリーニング店へ出してください。
その時は『汗をかいた』ことを必ず伝えるようにしてください。
何も伝えないと、通常ドライマークの品物はドライクリーニング処理だけとなってしまい、
汗の汚れを落とし切れず「黄ばみ」の原因となってしまいます。
しっかりと『汗を落とす』メニューを指定して出すことをオススメします。
他にもたっぷり『汗』を吸った「布団」や「枕」なども衣替えの時期に洗ってみてはいかがでしょうか?
山ノ下通信2015年10月11日掲載