お客様との会話で
2010年1月10日
聞いて下さい。この前嬉しくなった事があるんです!!
それは着物をお預かりした時の事、「おばあさんの代から受け継いだ着物なので大切に着たいから、お宅にクリーニングしてもらおうと持ってきたのよ」とおっしゃられたからです。
なぜなら、シミや仕上がり具合の要望、この着物に対する思い入れが直に伝わって安心して預けられるという事でした。
私には、これが普通の事だと思っていましたがお店によっては、受付する人、配達する人、処理する人、点検する人などが分担作業のところもあり、その品物の思いなど的確に伝わらない部分があるという事なんですね。
大切なお召し物だからこそ、受付からお渡しまで、すべてにおいて目が行き届き、ダイレクトに要望が伝わるお店として、これからも思い入れまでお預かりしていきたいです。
今年もよろしくお願い申し上げます。
(山ノ下通信2010年1月10日掲載)