上手な『撥水方法』
2012年2月12日
防寒着やブーツに市販の「撥水スプレー」をしたら、点々と撥水シミになってしまったという相談が最近立て続けに寄せられました。
お客様からすれば新しく買ったばかりなので、少しでも永く新品に近い状態で使えればという思いで撥水スプレーをしたにも関わらず、逆にシミになってしまっては本当にショックでしたでしょうね。
今回の失敗は一度に大量に吹き付けてしまった事と、品物との距離が近かった事が原因のようです。
撥水スプレーをするときのアドバイスとして、品物に近づけすぎないように一定の距離を置き、サッとスプレーします。これを数回に分けて掛けるのがポイントです。更に、ドライヤーや乾燥機などで『熱』をかけると効果がアップします。
しかし、汚れたままの状態で撥水スプレーをしても効果はありません。
(スプレーする際は、換気には十分注意して作業を行ってください)
ダウンコートや防寒着は汚れていませんか?汚れていると撥水が効かないばかりか、保温効果も無くなってきます。
まだ寒い日が続きますので、この時期に一度クリーニングをおすすめします。
山ノ下通信2011年2月12日掲載