新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

クリーニング豆知識

ニオイの気になる方へ

2012年8月17日

最近は色々な種類の柔軟剤が流行っていますが、それは『ニオイ』を気にする人が増えてきたという事。
「洗濯をしてもいまいち、イヤな臭いが取れない」とお困りの方、柔軟剤の香りで誤魔化していませんか?
本来の『ニオイの元』をキチンと処理してからの方が、より一層柔軟剤の効果を発揮させられるので、
『ニオイの元』を取る方法を紹介したいと思います。使用するのは「液体酸素系漂白剤」と「重曹」だけ。
「酸素系漂白剤」には活性酸素の働きで、殺菌・脱臭・漂白効果がありますので、今回は【バケツによるつけ込み】の方法を紹介します。(バケツにお湯を用意して、酸素系漂白剤と重曹を入れつけ込む方法)

ポイント①【温度】・・・高い程効果は有るのですが、今回は40~50℃位のお湯を使用し漂白剤を多目に入れます。
ポイント②【pH】・・・液体酸素系漂白剤はアルカリ性にすると効果が上がるので、重曹を大さじ1杯入れる。
ポイント③【時間】・・・永く漬けて置くほど効果は有りますが、常温になるまでで良いでしょう。(最低30分以上)

後はバケツの中の液と衣類を一緒に洗濯機の中に入れ、通常の洗濯をするだけ。(水も節約できてエコでしょう?)
柔軟剤を入れるタイミングも最終のすすぎ工程の前に入れるのが効果UPのポイントです!!
以上のように、ちょっとしたポイントを押さえるだけでワンランクUPしたお洗濯が行えます。

(注)以上の方法は、家庭で洗濯できる衣類に限ります。色の出やすい物や色剥げしやすい物はクリーニング店にご依頼ください。

 

山ノ下通信2012年8月12日掲載