新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

染み抜き事例

ズボンに付いた修正液の染み抜き。染み抜きの極意!?

2012年12月8日

染み抜き 前

染み抜き 後

今回の事例は、ウール・スラックスに修正液(ペンキ?)が付いた物の染み抜きです。

裾の方に2か所だけ、範囲も広くなかったので比較的楽に落とす事が出来ました。

しかも、染みを付けてから 「いじらず」「時間を置かず」にご依頼頂きましたので大変作業がし易く染み抜きできました。

染みを付けた時は何にでも言える事なのですが、「いじらない」「時間を置かない」事が染み抜きを容易にする一番のコツ。

「いじらない」・・・シミを付けてしまった時は、思わず何かで拭いてしまいがちですが、シミを繊維の中まで浸透させてしまう恐れがある事と、拭くことによりシミの範囲を広げてしまい、後からの処理に時間が掛かってしまう事があるからです。

「時間を置かない」・・・何のシミでもそうですが、付いたばかりの時は落ちやすいのです。時間が経つにつれ、硬化や酸化黄変などの変化が起きて落ちにくくなります。

落ちにくくなれば品物に掛かる負担も多くなりますし、染み抜き作業に掛かる手間も増える事になり、料金も割高になる可能性もあるので、シミを付けてしまったら「いじらず」「時間を置かず」を心掛けることこそ『染み抜きの極意』かもしれません。