新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

染み抜き事例

シャツに付いた落ちないシミ

2015年6月3日

しみ抜き 前

しみ抜き 前

しみ抜き 後

しみ抜き 後

「他店へクリーニングに出しましたが落ちませんでした」とご相談を受けたシャツの事例です。

当店と取引のある業者様から営業に来たときに「古いシミなんだけど、落とせますか?」と相談された品物。

だいぶ古いシミで、他店へクリーニングに出したのですが『落ちません』の札と一緒に返されたそうです。

見てみると時間が経ってしまい、シミが黄変しているのが分かります。

このようなシミの場合は漂白処理をしなければならないので、古いシミの場合は生地の地色まで落としてしまう危険性があり、

大手の量販店では「手間」と「リスク」が掛かるため、『落ちません』の札を付けて返す場合が多いようです。

いつもの事ながらクリーニング店から『落ちません』の札を付けて返されたら

一般の消費者は「落ちないんだ」とあきらめてしまうでしょう?

実際は『落ちません』ではなく『落とせません』とお伝えすべきものだと思うのですが・・・・

しみ抜き作業は、基本処理では変化が見られなかったので、漂白処理により落としました。

テストで地色も剥げてしまう事が分かっていたので、極力地色を剥がさないように処理し、

しみ抜き後に抜けた色を染色補正により修正をいたしました。

他店で『落ちません』と言われた品物はありませんか? 稲村ドライへご相談ください。