シルクシフォン生地のブラウスに血液が付いた品物の染み抜き事例です。
こちらもいつもの如く「生地を傷める怖れがあるため、無理はできません」という札が付いたままお持ち頂いたものです。
確かにふわっとしたシルクシフォンはデリケートな生地で、着用時に何かに引っ掛けてしまうと直ぐに“ 糸引き ” や “ ツレ ” 等が起こりやすい素材なので、染み抜きも、綿やポリエステルと比べれば難しいかもしれません。
しかし、キチンと気を付けて処理をすれば染み抜きは出来る素材ですので、諦めずに『ちゃんと染み抜きが出来るお店』へご依頼ください。
今回は広範囲に血液のシミが付いていましたが、比較的早めの処理が出来た事と、
当店の前に依頼した店が『何も手を付けずにいてくれたお陰』(下手に処理されると落ちなくなる場合があります)で、
生地も傷めることも無く、綺麗に染み抜きができたと思います。
シルクシフォン生地にシミを付けてお困りの時は、稲村ドライへご相談ください。