ジャージに付いた、古くなった血液の染み抜き。
2013年3月9日
こちらは「ジャージ」に血液がついたものの染み抜き事例です。
『血液』のシミ自体は、付いたばかりであれば「水」だけでも落とす事はできますが、
時間が経ってしまったモノに関しては、途端に「落ちにくいシミ」と変化してしまいます。
今回お預かりしたお品物も付いてから時間が経ってしまわれたようで、家庭洗濯では落とす事ができなかったという事でご依頼頂きました。
染み抜きは広範囲に付いていましたので、一ヵ所づつシミを抜いていく作業となり、
結構、時間と手間の掛かった作業となってしまいましたが、綺麗になって良かったです。
もし!血液のシミが付いてしまった時は・・・・・・
デリケートな品物の場合は、自分で処理せずにプロに出来るだけ早くご依頼頂く事をオススメします。(大抵のものは落ちます)
直ぐに依頼出来ない場合で家庭洗濯が出来るモノの場合は、できるだけ早く『水』(常温)で洗い流す事です。
少量の場合はその部分を摘み、部分的に洗い流せば良いですし、広範囲の場合は全体を『水洗い』することです。
【 血液のシミ 】でやってはイケない事は・・・温度をかける事。
血液は温度をかけるとタンパク質が硬化し取れにくくなるので、常温の水で洗濯をするようにしてください。
「お湯を使えば良く落ちるかも!?」と熱いお湯の中に血液シミの付いた品物を入れてしまうと落ちなくなります。
「生たまご」が茹でられて、固まり「ゆでたまご」状態になってしまうから・・・なんですが、逆に分かりづらい例えでしたでしょうか??
血液のシミでお困りでしたら、稲村ドライへご相談ください。