麻パンツ、漂白剤による色剥げ修正
2021年1月13日
「麻のパンツに何か付けてしまい色剥げが出来てしまった」とご依頼頂きました。
確認すると確かに色剝げとなっており、このような色剝げになる場合は塩素系漂白剤によるものの場合が多いです。
お聞きすると「漂白剤は付けた記憶はない」ということでしたが、知らぬ間に付いたものかも知れませんし、
塩素系漂白剤でなくともその成分が含まれているモノや似たような成分が配合されているモノが付いても同じような色剝げを起こす場合があります。
今回の処理として染色補正により色掛けをするのですが、塩素系漂白剤による脱色の場合は塩素が残留していると色が上手く入っていかないので色剝げ部分の脱塩素処理をしてから修正をします。
今回お預かりしたお品物の場合は染料も上手く入り染色補正により違和感なく修正できたと思います。
塩素系漂白剤による色剝げでお困りではありませんか?
そんな時は、稲村ドライにご相談ください。