新潟市染み抜き自慢のクリーニング店・稲村ドライ

品物・素材の種類 | 稲村ドライ - Part 11 | ページ 11

カルバンクライン(Calvin Klein)日傘の「黄バミ落とし」と「染色補正」の事例。

染み抜き 前

染み抜き 後

今回は、カルバンクライン(Calvin Klein)の淡い紫色の日傘に、黄バミの筋が出来てしまった品物の事例です。

ご依頼頂く日傘の中でも濃い色の日傘は、紫外線などにより色が『 退色 』してしまっている物が多く見られますが、

淡い色の日傘の場合は黄色く筋状のシミ、『 変色 』をしている場合が多くあります。

その場合は、変色部分の染み抜き作業を行うわけですが、染み抜きをすれば「元の色」に戻るという訳には行かない事の方が多いです。

「白い日傘」の場合ですと比較的、染み抜きだけで済む場合が多いですが、今回のように淡い色の場合は、染み抜きをした後の地色が抜けている事が多いので、『染色補正』で修正をしなければなりません。

今回はお客様との相談で、「修正が難しい場合は元の色より濃い目の色で修正する事」をご了承頂けましたが、

出来る限り元の状態に戻せたら・・・と、色合わせの難しい淡い紫色でしたが、何とか染色補正で修正する事ができました。

お気に入りの日傘のトラブルでお困りでしたら、ご相談ください。

セーター袖の虫くい穴の修理。

修理 前

修理 後

セーター袖の「虫くい」穴の修理の事例です。

温暖化の影響なのか、クリーニング依頼をお受けしたお品物の「虫くい被害」のある衣料が目立ちます。

大体、お客様自身は気づいて無いことが多く、ビックリされる事が多いです。

そこで修理のご提案をさせて頂くのですが、『修理代金』にもビックリさせては申し訳ないので、お手頃価格での修理をご提案させて頂くと、ほとんどのお客様がご依頼して頂けることが多いです。

「虫くい穴」が有るばっかりに着られないなんて、もったいない!

ちょっとした「キズ」 「破れ」 「ホツレ」など、何処へ依頼したら良いか悩んでいる方は、クリーニング店へご相談ください。

お手頃価格でのお直しをご提案させて頂きます。

白ネクタイに付いた食べ物のしみ抜き。諦める前に相談を・・・

染み抜き 前

染み抜き 後

お客様からは「シミが落ちないようなら諦めるから、落ちるならやって下さい」という感じでお受けいたしました。

今は格安のネクタイも販売されているので、わざわざクリーニング店へ依頼してまでと考えてしまうのはしょうがないのかも知れません。

それも、そんなに高価なお品物では無い場合などは特にそうなる場合が多く、近年その傾向が増してきているように感じます。

時代の流れなのでしょうか?

『使い捨て』・・・モノによっては便利と感じるものもあるでしょうが、衣類にはその様な風潮は来てほしくないですね。

衣服は「身に着ける物」その上、お気に入りの物を選んで購入したのだから、『 愛着 』というものもあるでしょう。

そのような時代に対抗して、「リサイクル」に代表されるように「もったいない精神」も見直されてきています。

クリーニング店は「もったいない精神」に一番近い業種であり、貢献できる職業であると思います。

諦める前に一度、ご相談ください。

ビバユー (VIVA YOU)綿コートの襟の黄バミ、通常料金内での染み抜き。

染み抜き 前

染み抜き 後

若い女性に人気なブランド、ビバユー(VIVAYOU)の綿コートの襟の黄バミ落としの事例です。

今回お預かりしたコートは白色でしたので、比較的、襟の黄ばみを落とす事は難しく有りませんでした。

そうは言っても、すべてのクリーニング店で「襟の黄バミ」を当たり前の様に落としてくれるかどうかは分かりません。

それぞれの店の考え方がありますので、「有料染み抜き」扱いや、「落とさない」でそのまま・・・という所も有るかも知れません。

当店では、この程度の襟の黄バミなら『通常のクリーニング料金内』で染み抜きまでお取扱いをさせて頂いております。

「通常のクリーニング料金」が安いから・・・という理由でクリーニング店を選ばれていても良いと思いますが、

『追加しみ抜き料金が掛かった』 『汚れが落ちてこない』(他店へ再依頼)などで、結果的にお高く付いてしまうようなら、最初から当店へご依頼くださった方が、お得かも知れませんね。

バーバリー (Burberry)ホワイトジーンズ、ベルトからの移染の染み抜き。

染み抜き 前

染み抜き 後

バーバリー (Burberry)ホワイトジーンズの全体的な汚れと、ウエスト部分の革ベルトからの色移りの染み抜き事例。

真っ白な「ホワイトジーンズ」は爽やかで夏に履くにはピッタシのアイテムではないでしょうか?

しかし、白だけに他のカラーよりも一段と『汚れ』が目立つアイテムなので、お手入れはキチンとしておいて欲しいところです。

今回お預かりした品物は、ホワイトジーンズなのに少しハードに着用されたご様子です。
全体的に、何かをこぼした様なシミが付いていて、ウエスト部分は汗により革ベルトからの色移りが見られました。

ウエスト部分の移染処理をした後、全体的な染み抜き処理。
その後、復元加工で元の真っ白いジーンズに復活しました。

購入した時の「輝くような白さ」を取り戻したいと思うお品物がございましたら、ご相談ください。

「世界に一つしか無いTシャツ」!?果汁の染み抜き。

染み抜き 前

染み抜き 後

マジシャンが、引いて貰ったトランプにサインを書かせた際に言うセリフで、
「以前に〇〇〇〇のトランプにサインをした事が有りますか?」と尋ね、
客が「ありません」と答えたとしたら、
「では、このトランプは世界にたった一つのトランプという事になります」というやり取りがありますが、
それは、【 ある物に手書きで書いた場合、まったく同じ物が存在しない 】という事。=【 世界で一つだけの物 】となる訳です。

今回お預かりしたお品物も、サインペンで手書きで描かれたデザインが特徴の『世界で一つだけのTシャツ』です。

そのTシャツにどうした訳か” スイカの汁 ”が掛かってしまいシミになってしまいました。

スイカの汁のシミ自体はさほど難しいシミではありませんが、付いている場所が手書きのデザイン画に掛かっているので、作業は困難です。
「サインペンの染み抜き」はというと、落とす事は可能なシミの部類となっていますが、
今回のように、『サインペンのインクは落とさないで、果汁のシミだけ落とす』という特殊な作業は難易度が高い作業となります。
ぶっちゃけ、『サインペンのインクごと果汁のシミを落とす』事の方が楽なのですが、
そこは【 世界で一つだけの物 】ですからそんな訳にも行かず、慎重に「スイカの汁」だけ染み抜きして行きました。

お客様も心配されていたご様子ですが、結果は苦労の甲斐あって上手く行ったと思います。
お届けして確認をして貰った時は、大変喜んで頂きました。

Lee(リー)ウエスタンシャツの古い染み抜き、復元加工。

染み抜き 前

染み抜き 後

 

こちらの事例は、Lee(リー)のヴィンテージ物のウエスタンシャツをネットで購入したが、染みが目立つので落として欲しいとご依頼頂きました。

取扱いラベルを確認したところ・・・「 100 percent [pure] cotton 」(綿 100%)表示、当然すべて英語表記でした。

お預かり時に、「古いシミな上、生地も古いのでダメージを出したく無いので無理は出来ず、多少染みが残る可能性の有る」という事。
「既に、数か所に処理して地色が抜けている所が有る事」と「多少、全体的に色合いが薄くなる事」を了解して頂き、出来る限り目立たなくするように頼まれました。

地色は「 生成り色 」ですが、汚れや焼けにより、全体的に薄茶色ぽく濃くなっていました。
このまま染みの部分だけ処理すれば、既に数か所あった部分の様に白く目立ってしまいます。
そうなると、後で「染色補正」という色の抜けた部分を修正する作業をしなければいけないのでその方法は避け、
出来る限りシミを薄くしてから、浴中処理で全体を漬けこみ、シミの部分と全体が同じ位の色になる様に処理しました。
その後「染色補正で違和感の有る部分が有れば修正をすれば良い」と思っていたのですが、結果は修正を加えること無く上手く処理することが出来ました。

こちらのお客様も、遠方よりわざわざお越し頂いたお客様でしたが、ご期待に添える仕上がりとなり喜んで頂けたので、良かったです。

Tシャツ、家庭洗濯での色移り事故修正、移染処理。

移染処理 前

移染処理 後

今回の事例は当店より60Km以上離れた町、村上からわざわざお車でお持ち頂いたお品物の紹介です。

お伺いしたところ、「家庭で洗濯をしたら何かから赤い色が移ってしまった」という事です。
お近くのクリーニング店へ相談してみたが難しいということで、ネットで検索をして当店までご依頼くださいました。

いつも移染事故のお品物をお預かりすると思う事があります。
『何故!? ”白い物” と ”色柄物” を一緒に洗濯をするのだろう?』と・・・
我々クリーニング店(プロ)では、「色分け」をして洗濯をする事は ”当たり前” となっているのですが、一般家庭での洗濯では、”当たり前” では無いんですね。
「そりゃそうですよ!」という声も聞こえてきそうですが、
クリーニング店の様に1日に何回も洗濯をしている訳でも無いし、量も少ないから一度で全部洗濯してしまうの!という場合もあるでしょう。
それに、そんなメンドクサイ事していられないわ!という意見や、今まで移染した事が無いから大丈夫!と思っていらっしゃるのかも知れません。
しかし!
今までは大丈夫であっても、次に洗濯をした時に「お気に入りの服に他の服の色が移ってしまう事」が起こる可能性もありますし、
『綺麗に洗濯する(汚れを落とす)』という観点から見ても、分けて洗濯をする事をオススメ致します。

家庭洗濯ではなかなか難しい【洗濯物の選択】(選り分け)ですが、
”より綺麗に洗濯をする為”にメンドクサイ「選り分け作業」をして、必要なら「染み抜き」や「色々な加工」を施し洗濯をしている所がクリーニング店です。

そんな所からも『家庭洗濯との違い』を価値として感じて頂けたらと思います。

シルクスカーフの古いシミ、黄ばみ染み抜き・復元加工。

染み抜き 前

染み抜き 後

今回の事例は、全体的に古い黄変シミが付いていたシルク・スカーフを紹介します。

相当古いシミなので、お客様からは「落とせる所までで結構ですよ」とお預かりしたのですが・・・
その様に仰られると、逆に『期待以上に綺麗にしてお返ししたい!』と職人魂が頭をもたげて来ます(^^;
しかし、そこはデリケートなシルク素材のスカーフですので、無茶な事は出来ませんのでシッカリとシミの状態や、素材の具合を見極めて処理致しました。
処理方法は、全体的にシミが広がっていたので、つけ込みによる”復元加工”を致しました。
結果、シミも綺麗になり風合いはそのままでサッパリと洗い上がりました。

シルク素材のお品物のトラブルでお困りでしたら、お問い合わせください。

空手着の逆汚染処理、家庭洗濯では落とせない汚れを落とすプロの洗い。

クリーニング 前

クリーニング 後

「染み抜き事例」で紹介する ビフォー&アフター画像は、付いているシミの状態を分かりやすくする為に多少の画像処理をする事もございます。
それは、襟や脇のの黄ばみ等の”黄色いシミ”の様なモノの場合、実際に目で実物を見ればハッキリ認識できるような染みであっても、カメラで撮ると黄色の染みが写らなく実物程大した染みには伝わり難いという事が良くあります。
それではビフォー画像とアフター画像の違いが出ないので、カラーバランスを調整したりして出来るだけ実物の状態に近づけて、お客様がイメージし易いようにしています。
今回紹介する事例も、写真で写したモノはイマイチ洗う前の状態が伝わり難い事例でしたので、多少の処理を施しイメージし易く致しました。(クリーニング前の品物は実際もっとくすんで見え、グレーに近い状態でした)

では、何故この道着はこの様な状態になってしまったのか?と申しますと・・・・
練習後に普通に洗濯をしていたのですが、『家庭洗濯の洗浄力の限界』もあり、落とし切れない汚れが蓄積した為と、多少の「逆汚染」が有った為に起こったものだと思われます。

「逆汚染」:普通、洗濯をすれば綺麗になるはずですが、何等かの原因で洗液中に存在する汚れを吸着し、元より異なった色になる現象。

この様な状態になりますと、家庭洗濯では修復は難しいと思われますので、プロにお任せください。

実際に何人かの道場生の方達は、定期的に当店のクリーニングをご利用くださってますので、ご利用頂けていない方の道着よりは綺麗な状態が続いているはずです。
合同練習の時など、沢山の道場生が集まった時には当店でクリーニングしている道着は白く輝いて見えますので、一発で見つける事が出来ると思います。