「保管していたら、何だか分からないけど色が抜けていた」とご依頼を頂いたお品物。
濃い焦げ茶色のパーカー(綿)のフード部分から肩にかけて色ハゲが見られます。
おそらく保管中に紫外線や蛍光灯の光によって退色してしまったものと思われます。
お店に色が抜けてしまった品物を持ち込まれ「しみ抜きできますか?」とお問い合わせ頂く事がございますが、
色が抜けてしまった物は『しみ抜き』では対処できません。
色ハゲの場合は【元々の色が無くなってしまった】ので、無くなった色を補っていく作業となります。
今回は、クリーニング後に「染色補正」により修正いたしました。
広範囲による色ハゲの場合、修正後に違和感が出る可能性もありましたが、
気になるような違和感も無く修正できて良かったです。
お気に入りのお品物の「色ハゲ」でお困りでしたら、稲村ドライへご相談ください。